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ぽっこりお腹は妊娠が原因?肥満との違いを知りたい方は【必見】

ぽっこりお腹は妊娠が原因?肥満との違いを知りたい方は【必見】

女性の場合、ぽっこりお腹の原因には、肥満の他に「妊娠」という可能性があり、パッと見で違いを見分けるのは難しいもの。

しかし、正しい知識を身につけていれば、肥満と妊娠の違いを見分けることができます。

「妊娠した場合、お腹が大きくなるのはいつの頃なのか?」

今回は、妊娠と肥満の見分け方やぽっこりお腹の原因について解説していきたいと思います。

妊娠してお腹がぽっこりし始めるのはいつ頃?

妊娠によってお腹がぽっこりし始める時期を知っていれば、肥満との違いがわかるようになります。

妊娠中と言っても、何ヶ月頃からお腹が出るようになるのか、出産経験がない人にとっては、イメージしにくいもの。

まずは妊娠でお腹が膨らみ始める時期を確認しておきましょう。

妊娠4ヶ月前後から気になり始める!

肥満とは違い、妊娠の場合はお腹が徐々に大きくなります。

女性がお腹の膨らみについて自覚症状を持つようになるのは「妊娠4ヵ月前後」。

ただし、他人からお腹の膨らみを指摘されるようになるのは「妊娠6ヵ月前後」から。

お腹がぽっこりし始めたと感じるのは、個人によって違いますが、やはり他人から指摘されるよりも早く、自分の体の変化を感じ始める人が多いようです。

妊娠3ヶ月でお腹がぽっこりし始めたけど大丈夫?

女性の中には、妊娠3ヵ月頃からお腹の膨らみを感じ始める人もいます。

他の人と違い、早めにぽっこりお腹を気になり始めることに、不安を感じてしまいますよね。

特にお産の経験がある人は、子宮が大きくなりやすいので、妊娠初期から膨らみを感じる人が少なくありません。

人間の体は、一人一人違います。

個人差があって当然なので、妊婦健診で何も問題がなければ、特に心配する必要はありません。

それでも、他の人との違いに不安を感じる場合は、主治医に相談をしてみましょう。

初めにお腹がぽっこりし始める部分は?

妊娠をすると最初にお腹がぽっこりしやすい部分は、「下腹部」や「おへその周辺」です。

特に、妊娠後期になると「デベソ」で悩む人も増えてきます。

ただし、妊娠初期は、「便秘の状態に似ている」と感じる人もいるため、いつも便秘でお腹が張り気味の人は、気づきにくいかもしれません。

妊娠後のぽっこりお腹を目立たなくするには?

妊娠すると、日に日に大きくなるお腹の膨らみが気になってしまうもの。

妊娠後のぽっこりお腹は、自分ではどうにもすることができない場合もありますが、妊娠前に準備をしておけば、お腹を目立たないようにすることが出来る場合もあります。

妊娠中にお腹が大きくなる原因や対処法をチェックしておきましょう。

腹筋を鍛えるとお腹が出にくくなる!

妊娠後にぽっこりお腹になりやすい人は、ズバリ「腹筋が弱い人」です。

腹筋が弱い人は、赤ちゃんや羊水の重みに耐えることができず、お腹が膨らみやすくなってしまいます。

そのため、ぽっこりお腹を予防したい人は、妊娠前から腹筋を鍛えて、お腹が膨らみにくい状態にしておくことが重要です。

2人目以降はお腹が大きくなりやすい?

既にお産の経験がある場合、腹筋が緩んでしまい、二人目以降はぽっこりお腹になりやすいと言われています。

なぜなら、妊娠中はお腹に赤ちゃんがいるので腹筋を鍛えるのは難しく、産後も赤ちゃんのお世話で自分のことは後回しになってしまうママさんが多いからです。

二人目以降の出産でぽっこりお腹になりたくない場合は、次の子供を妊娠するまでの間に、筋トレなどで腹筋を鍛え直しておきましょう。

胎児が大きいケースも!

日本の赤ちゃんの平均的な出生体重は約3kgですが、中には4kgを超えるケースも少なくありません。

妊娠後にぽっこりお腹になる人とならない人の違いは、こうした胎児の大きさも影響していると考えられます。

双子や三つ子など「多胎妊娠」の場合もお腹が大きくなる原因の一つです。

骨盤の広さも関係する!

骨盤が広い人は、よく「安産型」と言われます。

骨盤が横に広いと、赤ちゃんも安定し、お腹が出にくいイメージがありますよね。

ただし、骨盤は広さ以外に「形」も重要になるため、骨盤が広いからといって、必ずしもお腹が出にくいとは言い切れません。

【妊娠との違い】お腹がぽっこりと出てしまう原因!

女性は妊娠や肥満以外にも、お腹がぽっこり出てしまうケースがよくあります。

その場合、妊娠とは違い、自分の努力でぽっこりお腹を解決できます。

女性によくあるぽっこりお腹の3つの原因をチェックしましょう。

腹筋が不足している!

人間は腹筋が衰え、内臓を支えきれなくなると、内蔵下垂が起きてしまい、ぽっこりお腹に見えてしまうことがあります。

内蔵下垂を予防・改善するためには、筋肉を鍛えないといけないため、定期的な筋トレが必要です。

食事制限をメインとしたダイエットでは、腹筋の衰えによるぽっこりお腹は解消できません。

毎日少しずつで良いので、筋トレの習慣をつけていきましょう。

排泄物が溜まっている!

女性によくある「便秘」も、実はぽっこりお腹の原因の一つ。

排泄物がお腹の中に溜まっている状態だと、下腹部が膨れてしまい、お腹がぽっこりした状態に見えてしまいます。

便秘が解消すれば、ぽっこりお腹も解消するので、便通を良くする食事や生活習慣を心掛けましょう。

「ごぼう」や「キャベツ」などの食物繊維、便が硬くなりすぎないように「水分」も十分に摂取するのがポイント。

腸の動きを良くするために、お腹をマッサージしたり、日頃から適度に体を動かしましょう。

反り腰など姿勢が悪い!

骨盤が前傾気味になる「反り腰」は、股関節の血流が滞りやすくなり、下半身の「冷え」や「むくみ」の原因となります。

そして、冷えやむくみによって下半身が太りやすくなることで、ぽっこりお腹にもなりやすくなってしまうのです。

反り腰によって引き起こされるぽっこりお腹も、元を辿れば原因はやはり「筋力の衰え」。

骨盤を支える筋力をしっかり鍛えることで、反り腰を改善し、下半身太りやぽっこりお腹を解決することができます。

妊娠でぽっこりお腹が気になるけど栄養はしっかり摂ろう!

妊娠中のぽっこりお腹に、戸惑いを感じる女性は少なくありません。

特にこれまで、スタイルが自慢だった人は、「体型が崩れてしまうんじゃないか…」と不安になってしまいますよね。

しかし、妊娠中はホルモンバランスが乱れやすく、お腹の赤ちゃんも母体も栄養を必要としているため、無理なダイエットは厳禁。

ぽっこりお腹の解消は産後に取り組んでも十分に間に合います。

これから生まれてくる赤ちゃんと自分の為に、妊娠中は栄養をしっかり摂取することが大事。

自分が穏やかな気持ちでいられるように、ゆったり過ごすことを心掛けましょう。