悲報ですが、ハゲは予防出来ません。
なぜならAGAは遺伝の影響が強く、いつ発症するかも予想できないからです。
そのため、「ハゲてきたな」と気づいたとき、いかに早く対処できるかどうかが進行を防ぐための大きな第一歩となります。
今回の記事では、ハゲを予防できない根拠やAGA予防に効果がない行動、ハゲてきたと感じた際の対処方法について紹介します。
ハゲは予防できません。根拠は3つ
これからハゲてくることを見越して薄毛を予防することは、現時点で不可能です。
ハゲを予防できない根拠は、以下の3つです。
- 生活習慣を整えてもAGAは発症する
- いつAGAが発症するのか予想することは不可能
- AGAの発症を見越して治療薬を先に飲むことはリスクがある
【無駄】生活習慣を整えても、AGAは発症する
睡眠・食事・運動のバランスが取れた規則正しい生活をすることは、健康にとって重要ですが、薄毛に対しては何の予防効果もありません。
いくら生活習慣を整えて理想的な毎日を送っても、AGAになるときはなります。
そのため、薄毛予防として生活習慣を整えることには何の意味もないのです。
何歳でAGAを発症するのか、予想することが出来ない
AGAには遺伝が大きく関連しているといわれていますが、何歳で発症するのかを予想することはできません。
そのため、ハゲてくることを見越して予防することもできないのです。
血のつながりがある家族の頭髪状況を見て、自分の将来像を予想することは誰しもしたことがあると思いますが、これは全く意味のないことです。
いくら血のつながりがあるとはいえ同じ人間ではないので、いつAGAを発症するかは人によって違います。
AGA発症を見越して、治療薬を先に飲むのは副作用のリスクがある
AGAを発症した場合、治療薬で症状の悪化を防ぐ方法があります。
ただし、発症を見越して事前に治療薬を飲むのはリスクが大きいです。
AGAの治療薬は男性ホルモンに影響を与えるので、稀にED(勃起不全)などの副作用が起こることがあります。
こういった副作用のことを考えると、予防として治療薬を飲むのはおすすめできません。
AGAは、発症してから治療を開始するしか方法がないのです。
【時間のムダ】ハゲ予防に役立つと言われているが、AGA予防には効果がない行動5選
ハゲ予防に役立つといわれる行動はいくつかありますが、そのどれもがほとんど意味を成していません。
AGA予防に効果がない行動は、主に以下の5つです。
- 生活習慣を整える
- 禁煙する
- 悩みや不安をなくしてストレスを減らす
- 頭皮マッサージ
- 薄毛用シャンプーを使う
これらがAGA予防に効果がない理由について、それぞれ詳しく解説します。
生活習慣を整える
生活習慣を整えても、AGA予防に効果はありません。どれだけ規則正しい生活を送っていても、ハゲるときはハゲます。
長い人生なので、健康に気を使って日々の生活を送ることはとても良いことですが、AGAの発症には何の関わりもないことを覚えておきましょう。
禁煙する
喫煙は血行不良を招き、薄毛の進行を早めるともいわれています。
とはいえ、禁煙をすることで薄毛予防ができるという根拠は一切ありません。
生活習慣を整えることと同様、禁煙は健康に良い影響をもたらします。
しかし、それとAGAの発症に関わりがあるかどうかは、現段階では解明されていないのです。
悩みや不安をなくしてストレスを減らす
ストレスは万病の元といわれているので、ストレスを減らすに越したことはありません。
ただし、ストレスの数値を具体的に測ることは難しいので、どのくらいストレスを解消すれば体に悪影響を及ぼしづらくなるのかも不明です。
さらに、いくらストレスフリーな生活を送っていても、AGAは容赦なく発症します。
そのため、ストレスを取り除くこととAGAの発症は全く関係ないといえるでしょう。
頭皮マッサージ
頭皮マッサージを続けることで頭皮の血行が良くなりますが、これとAGAの発症は無関係です。
頭皮の状態を良好に保つ努力は素晴らしいですが、AGAの発症とは全く関わりがないので無意味な行動といえるでしょう。
ただし、頭皮の硬さで血行が良好かどうかをある程度判断することはできます。
AGAの発症とは関係ありませんが、頭皮の状態を保ちたいのであればマッサージをしても良いでしょう。
薄毛用シャンプーを使う
薄毛用シャンプーとは、主に「育毛シャンプー」と呼ばれるものです。
育毛シャンプーはフケや痒みを予防・改善したり、髪にハリやコシを与えたりする効果があるといわれています。
このことから分かる通り、薄毛用シャンプーを使ったからといってAGAの発症を予防することはできません。
薄毛用シャンプーにそのような効果は一切ないので注意してください。
ハゲは予防できないので、早期治療で髪を守るしかない
どれだけ生活習慣を整えたりさまざまなアイテムを使ったりしても、薄毛は予防できません。
AGAは、発症後の早期治療が大きな鍵を握ります。
AGAかもしれないと感じたときは、すぐにクリニックや病院へ行きましょう。
その理由や根拠、さらには具体的な治療費や方法について、詳しく紹介します。
- まだ大丈夫と思わない。怪しいと思ったらすぐに病院へ行く
- 治療開始時期が早ければ早いほど、多くの髪の毛を残せる
- 1日1回お薬を飲むだけの簡単な治療なので、それほど面倒でもない
- 治療費は月5,000~10,000円程度
- 死ぬまで治療を続ける必要があるが、続けるだけの価値はある
まだ大丈夫と思わない。怪しいと思ったらすぐに病院へ行く
「AGAを発症したかも」と思った時点で、すぐにクリニックの予約を取りましょう。
AGAは進行性の病気ですので、放置していて良いことはひとつもありません。
それどころか、放置する期間が長くなればなるほど治療期間もどんどん延びます。
まだ大丈夫…と言わず、思い立った時点ですぐに行動を起こしてください。
治療開始時期が早ければ早いほど、多くの髪の毛を残せる
治療開始の時期が早ければ早いほど、多くの髪の毛を残せます。
初期のAGAであれば比較的多くの髪の毛が残っていますので、その髪の毛を守る治療をすれば良いからです。
AGAが進行すると髪の毛が抜け落ちた状態になるので、新たに髪の毛を生やす治療が必要になります。
この治療には莫大な時間とお金がかかってしまうこともあるので、とにかく早期治療が重要です。
1日1回お薬を飲むだけの簡単な治療なので、それほど面倒でもない
初期のAGAであれば、1日1回治療薬を投与するだけでOKです。
そのため、そこまで手間もかからず面倒に思う方も少ないでしょう。
AGAの治療にハードルの高さを感じている方もいるかもしれませんが、実際のところは非常に簡単な治療です。
治療費は月5,000~10,000円程度
薬を用いてAGA治療を行う場合、治療費は月5,000円〜10,000円程度。
もちろん、ローンを組んだり多額のお金を一括で払ったりする必要もありません。
初期のうちに治療を開始できれば、治療費も安くて済みます。
死ぬまで治療を続ける必要があるが、続けるだけの価値はある
AGAは進行性の病気なので、死ぬまで治療を続ける必要があります。
薄毛に悩む時間を考えれば、治療を続ける価値はとても大きいのではないでしょうか。
早期治療をしてハゲに悩まない人生を送るか、手遅れの状態でハゲのまま過ごすかはあなた次第です。
ハゲの予防は出来ないが、対策は可能
AGAは予防ができない病気なので、発症してからの行動が非常に重要です。
早期治療ができれば、AGAの進行をかなり遅らせることができます。
治療は一生続けなければなりませんが、ハゲに悩まない人生を送るためにはこの方法しかありません。
薄毛に悩み始めた方、不安に思っている方は、すぐにでもクリニックに相談しましょう。