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前立腺炎や前立腺肥大で「早漏」になった人の正しい治療法

前立腺炎や前立腺肥大で「早漏」になった人の正しい治療法

男性の下半身の悩みとして、頻繁に登場するフレーズの1つでもある前立腺

前立腺に何らかの異常があると、早漏にも繋がりかねません。

もし慢性前立腺炎や前立腺肥大症が原因であるのなら、早漏を防止するためにも正しい治療を行うことが大切です。

前立腺が早漏とどのような関係があるのか、またそれぞれの原因・理由・治療法についてご紹介いたします。

前立腺と早漏の関係

前立腺の解説画像

前立腺とは、男性にしかない生殖器の1つです。

主な役割としては、前立腺液と呼ばれている精液の一部を生成して精子に栄養を与えたり、精子を保護したりします。

直腸と恥骨の間に存在して、膀胱の出口で尿道を取り囲んでいるのが特徴です。

また、前立腺のサイズは一般的な成人男性において、クルミぐらいの大きさと例えられることもあるでしょう。

しかし肥大することによって、卵程度の大きさになることもあります。

まずは早漏と前立腺炎について、以下で詳しく確認していきましょう。

前立腺炎とは

前立腺に関する疾患の1つとして、前立腺炎があります。

細菌やストレス及びアレルギーなどが過剰になると、前立腺に炎症が発生しかねません。

症状は排尿障害や痛みなどが起こり、悪化すると長期的な治療が必要になる場合もあります。

細菌感染によって急激に症状が出現する急性細菌性前立腺炎と、細菌感染が原因で徐々に症状が発生し繰り返される慢性細菌性前立腺炎があります。

その他にも、細菌感染がなく発生する慢性非細菌性前立腺炎も存在します。

急性細菌性前立腺炎においては、前立腺が腫れて38度以上の高熱や排尿時の痛み、頻尿及び排尿障害が発生することが多いです。

慢性細菌性前立腺炎と慢性非細菌性前立腺炎では、排尿に関する症状や下腹部、尿道などの違和感、射精時の痛みなどが見られるでしょう。

慢性前立腺炎が原因で早漏になる理由

前立腺炎の中で、慢性前立腺炎が早漏の原因になると言われています。

慢性前立腺炎が発症するとペニスや精嚢の機能が低下するので、射精をコントロールしにくくなります。

射精のコントロールができないと、意図せず早々に射精することもあるでしょう。

前立腺肥大症が原因で早漏になる理由

前立腺肥大症とは、その名の通り前立腺が肥大してしまう症状のことを指します。

  • 尿の勢いが弱くなる
  • 尿意があるもの尿が出ない
  • 頻尿になる
  • 尿切れが悪くなる

などの症状が見られるでしょう。

前立腺肥大症が進行すると、腎臓で生成された尿が膀胱に流れにくくなって、尿管内で尿が停滞して水腎症になりかねません。

さらに腎機能が低下すると、尿毒症になる可能性が高くなります。

前立腺肥大症になるとED(勃起不全)を発生することもあり、ペニスが勃起しない原因になりかねません。

EDが進行することで、早漏になる男性も多いでしょう。

慢性前立腺炎になる原因

医師から前立腺炎の説明を受けている深刻そうな表情の男性画像

慢性前立腺炎となる原因は、未だにはっきりとは判明していません。

大腸菌や腸球菌といった、細菌に感染して発症する急性細菌性前立腺炎から移行して発症するとも言われていますが、まだまだ解明されていない点が多いです。

症状の悪化因子としては、

  • 飲酒
  • 過労
  • 緊張
  • 長期座位
  • 刺激物の多量摂取
  • 冷え

などが挙げられます。

上記に当てはまる男性は慢性前立腺炎になる可能性が高いので、注意が必要です。

前立腺肥大症になる原因

前立腺肥大症の原因として最も多いのが加齢で、70歳以上の男性の約70%以上が、前立腺肥大症になっているのです。

つまり、高齢者からすれば前立腺肥大症は決して珍しい病気ではないといえます。

加齢以外の原因では、

  • 遺伝的要因
  • 食生活
  • 高血圧
  • 高血糖
  • 肥満
  • 脂質異常

などが挙げられます。

近年ではメタボリックシンドロームとの関連があると言われており、研究も盛んに行われているのです。

男性ホルモンが活発化すると、前立腺が肥大することも珍しくありません。

加齢によって男性ホルモンに何らかの変化が起こることにより、結果として前立腺が肥大するという症状を発生させているのでしょう。

慢性前立腺炎・前立腺肥大症による早漏の治療方法

医師から早漏治療法を聴いて安心した男性の画像

慢性前立腺炎や前立腺肥大症が原因となって発症する早漏の治療方法には、いくつもの方法があります。

治療方法によっては手軽に行えるものもありますが、効果が必ず期待できるわけではありません。

そのため、自分に合った最適な治療方法を選ぶことが重要です。

ここでは、慢性前立腺炎や前立腺肥大症が原因となる、早漏の治療方法について解説します。

早漏改善グッズではなく病院・クリニックがオススメ

一般的な通販サイトなでは、早漏改善グッズが多く販売されています。

早漏改善グッズでは、サプリメントや矯正器具などが存在しており、自宅などでも気軽に行えるのが魅力的です。

また、費用面でもリーズナブルなものが多いので、多くの男性が利用されています。

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しかし、劇的な効果を期待できるアイテムは存在しておらず、また前立腺の疾患を改善できるものはありません。

そのため、前立腺に異常が見られる場合は早漏改善グッズではなく、病院やクリニックを受診して治療を受けましょう。

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専門家による診察を受けて適切な治療を受けることで、改善に繋がる可能性が高まります。

一般的には、薬物治療としてα1ブロッカーや抗コリン剤が用いられます。

α1ブロッカーは前立腺の中の括約筋に作用して、圧迫されている尿道を広げられるのが特徴です。

抗コリン剤は膀胱の容量を大きくする働きがあり、尿漏れを改善する他にも排尿の間隔も広げられるでしょう。

また、薬物治療と併用して、経尿道的前立腺切除術と呼ばれる外科手術を行うこともあります。

経尿道的前立腺切除術では、内視鏡を尿道から挿入して肥大した組織を切除することになりますが、 長くても1泊の入院で手術が可能です。

まずはカウンセリングを受ける

病院やクリニックで治療を受ける場合、はじめにカウンセリングを受けることになります。

カウンセリングでは、実際に症状などを問診で確認して、具体的な治療方針などが決められます。

同時に、前立腺治療に関する不安点や費用などを説明してもらい、本当に治療を開始するのかを決定できます。

基本的に初回のカウンセリングはどの病院やクリニックにおいても、無料で行っていることがほとんどです。

気になる人はまずカウンセリングを受けてみてくださいね。

専門である泌尿器科で治療を受ける

前立腺の治療については、男性の悩みに対して治療している病院やクリニックで診察を受けましょう。

早漏だけを改善したいのであれば、上記のようなクリニックを利用するのも有効的ですが、前立腺の治療を伴う場合は、専門である泌尿器科で治療を受けることをおすすめします。

根本的な治療によって前立腺を正常な状態へ導き、結果として早漏も治療できる場合があるのです。

早漏のカウンセリングを受ける方法

早漏のカウンセリングは、主に病院やクリニックで受けられます。

実際にカウンセリングを受ける方法としては、Webからオンラインで受ける方法と、直接病院やクリニックに来院する方法が代表的でしょう。

それぞれの方法において、メリットやデメリットもあるので、以下で具体的な内容を確認してみてくださいね。

Webからオンラインカウンセリングを受ける

Webからオンラインカウンセリングを受ける場合、自宅にいながらカウンセリングを受けられます。

対面でのカウンセリングが恥ずかしいという男性にも最適でしょう。

他人と顔を合わせることがないので、早漏のカウンセリングを受けていることを他人に知られたくない場合でも、安心して受診できます。

ただしオンラインカウンセリングの場合、問診が中心となって実際に検査できないのが難点です。

また、大手病院やクリニックのみが対応していて、希望する医院が必ずしもオンラインカウンセリングを行っているわけではありません。

必ず事前に問い合わせをして、オンラインに対応しているか確認してくださいね。

直接病院やクリニックでカウンセリングを受ける

直接病院やクリニックでカウンセリングを受ける場合、すぐに検査を行えるので、より確実に早漏の原因を判明させられるでしょう。

また、対面で会話することで、相談しやすい雰囲気があるという点も魅力的です。

一方で、来院するために時間を割く必要があり、また交通費もかかります。

ほかにも、プライバシーがしっかり保護されていればよいのですが、ほかの患者さんと遭遇してしまうというデメリットもあるでしょう。

早漏のカウンセリングを受けるメリット

早漏のカウンセリングを受けることによって、様々なメリットがあります。

どのようなメリットがあるのか、以下でチェックしていきましょう。

自分が早漏かどうか判断できる

早漏の場合は明確な定義があるものの、自分自身が早漏であると感じれば早漏であるという考え方もあるでしょう。

しかし、第三者が客観的に早漏であるかどうかを判断することで、より確実性が高まります。

カウンセリングでは問診などを中心として、本当に早漏であるかを判断してもらえるでしょう。

カウンセリングは治療方針を決定する重要なものなので、受診する医療機関を精査してくださいね。

早漏についての悩みを聞いてもらうだけで安心できる

早漏の場合、前立腺に疾患があることで発生することもありますし、包茎が原因というケースもあります。

また、ストレスなどの精神的な問題により、早漏となってしまうケースも多いです。

不安に感じることがある場合、悩みを打ち明けるだけでも精神的に楽になるかもしれません。

まさしくその場がカウンセリングとなるのです。

カウンセリングを受けることによって安心感が生まれて、その後に快く治療に入ることもできるでしょう。

実際の早漏治療へスムーズに移行できる

カウンセリングでは早漏の治療効果や安全性などを説明するだけでなく、

  • 治療方法
  • 治療計画
  • アフタ-ケア

などを、親切丁寧に説明してもらえます。

いきなり治療を開始しても本当に効果があるのかわかりませんし、無駄な費用が発生しかねません。

そのようなことを防ぐためにも、治療前には必ずカウンセリングを受けてから始めてみてくださいね。

早漏と前立腺の関係についてのまとめ

早漏と前立腺は慢性前立腺炎のように直接的な原因となるケースや、前立腺肥大症のように遠因となるケースもあります。

いずれにしても前立腺に疾患があることで、QOL(生活の質)も低下しかねません。

よって、生殖器の不調を感じていたり早漏で悩んでいたりする男性は、まずは気軽にカウンセリングを受けてみることをおすすめします。

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