男性のボディメイク

薄毛にはワックスが使えるが、ハゲには使えない

薄毛にはワックスが使えるが、ハゲには使えない

ワックスは薄毛隠しに有効ですが、ハゲ隠しには不向きです。

既にハゲてしまっている人、地肌がモロ見えしている人にワックスを使っても悪目立ちするだけ。

こちらの記事ではハゲてしまっている人ではなく、薄毛の人向けのワックスに関する知識を共有していこうと思います。

薄毛にワックスが使えて、ハゲには使えない理由

バーコード状態の男性がワックスを使えないとしって驚いている画像

薄毛の場合は、ワックスを使うことで髪の毛にボリュームを持たせられますが、ハゲている部分があると、ワックスは逆効果。

下記2つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。

  • 薄毛に使えばボリュームが増えて見え、目立たなくなる
  • ハゲにワックスを使うと、ハゲが悪目立ちする

薄毛に使えばボリュームが増えて見え、目立たなくなる

薄毛の場合、上手にワックスを使うことで毛にボリューム感を持たせることができます。

根元から上手く髪の毛を立たせてあげることで、毛が薄い部分をカバーすることも可能です。

髪の毛全体にワックスを馴染ませることで、ボリュームアップして見せることもできるでしょう。

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ハゲにワックスを使うとハゲが悪目立ちする

一方で、ハゲている人にはワックスがおすすめできません。

毛がない部分にワックスを塗布してしまうと、ツヤツヤと反射し、ハゲている部分が余計に目立ってしまうためです。

ハゲている部分がある場合は、髪型を坊主やスキンヘッドにすることで目立たなくできます。

薄毛が悪化するワックスの付け方・種類

ベッタベタにワックスを着けて、頭がてっかてかになっている薄毛男性の画像

薄毛の人がワックスを使用する場合も、付け方や種類によっては髪にダメージを与えてしまう可能性があります。

  • 薄毛になるワックスの付け方
  • 薄毛になるワックスの種類

薄毛になるワックスの付け方

大量のワックスを付けることで、薄毛を引き起こす可能性があります。

ワックスには、粘着性を出すために合成界面活性剤などの化学物質が使われています。

あまりにワックスの使用量が多いと、髪の根元にまで化学物質が付いてしまい、それが頭皮の毛穴詰まりを引き起こす場合があります。

毛穴の詰まりは薄毛の原因になることもあるため、大量のワックス使用は避けましょう。

薄毛になるワックスの種類

先述の通り、ワックスには合成界面活性剤と呼ばれる化学物質が多用されています。

これらの化学物質を頭皮に直接塗布すると、薄毛が悪化することがあります。

なるべく天然由来成分の割合が多いワックスやヘアケア成分が配合されたものを選びましょう。

薄毛が気になる人におすすめのワックス3種類

ここでは、薄毛の人にもおすすめできる3種類のワックスと、理由について詳しく解説していきます。

  • クリームタイプのワックス
  • マットタイプのワックス
  • ハードタイプのワックス

クリームタイプのワックス

水分の少ないクリームタイプのワックスは、よく伸びるため少量の使用量でヘアセットができます。

少量の使用だと、薄毛の原因となる洗い残しや頭皮への直接の塗布を防げます。

また、1回あたりの使用量が少なく済むため、コストパフォーマンスが高いこともメリットです。

マットタイプのワックス

特に毛が柔らかい人におすすめは、マットタイプのワックスです。

マットタイプのワックスは、やわらかい髪質でもふんわりとボリュームを持たせるようなスタイルを作ることができます。

ボリューム感のあるセットをする際には、髪の毛の間に空気を入れるようにワックスを付けることがポイントです。

ハードタイプのワックス

ハードタイプのワックスも、マットタイプ同様、軟毛にボリュームを持たせたい方におすすめです。

特に髪の毛が細くボリュームが少なく見える人は、キープ力の高いハードタイプのワックスを使うことで簡単に髪の毛を立たせられるため、ヘアセットがしやすいでしょう。

薄毛に配慮したワックスの付け方。ポイントは3つ

次は、薄毛の人のワックスの付け方について解説します。

毛に配慮して優しく付けることがポイントです。

  • 髪を水で濡らして優しく拭く
  • ドライヤーでふんわりするように乾かす
  • 根元には付けず、中間と毛先に少量付ける

髪を水で濡らして優しく拭く

まずはワックスを付ける前に、髪を水で濡らしましょう。

ワックスが髪の毛に馴染みやすくなるため、必要以上にワックスを使わずに済みます。

このタイミングで寝ぐせを治せるとGood。

ドライヤーでふんわりさせるように乾かす

次は濡らした髪をドライヤーで乾かします。

ワックスをつける前にドライヤーをかけることで、ある程度のヘアスタイルを整えられます。

ポイントは、髪の根元を握りながら乾かすことです。

そうすることで、根元にボリュームを持たせられます。

根元には付けず、中間と毛先に少量付ける

少量のワックスを手に取り、髪の毛に馴染ませます。

コツは、あらかじめ手にワックスを広げておき、手のひら全体で髪を握るようにしてもみ込むこと。

そうすることで、バランスよく中間までワックスが付き、スタイリングが簡単になります。

また、ワックスを頭皮に付けるのは厳禁です。

ワックスに含まれる油やコーティング剤が毛穴に詰まる可能性があるからです。

皮脂詰まりは、薄毛を加速させる恐れがあります。

付けるときの順番

ワックスを付ける順番は、バック、サイド、トップ、フロントが良いでしょう。

その理由は、最初は手についているワックスの量が多く、前髪からセットしていくと必然的にフロント・トップに多くワックスが付くことになり、結果として重い印象のスタイルになってしまうためです。

薄毛に配慮したワックスの落とし方

シャンプーをしている男性の画像

薄毛の場合には、ワックスの落とし方にも注意が必要です。

具体的には以下の流れでワックスを落とします。

  • ブラッシング
  • トリートメント
  • シャンプー
  • すすぎ

ブラッシングする

シャンプー前に、まずはヘアブラシで髪をとかしましょう。

そうすることで、毛の流れが一定方向になり、洗浄時に髪の毛同士が摩擦することを防げます。

また、ワックスを付けた状態からそのまま洗うと髪の毛が痛む恐れもあります。

トリートメントでワックスを乳化させる

ワックスを洗い流す時には、シャンプーの前にトリートメントを髪の毛に馴染ませましょう。

ワックスが付いた髪の毛にトリートメントを使う事で、ワックスの油成分が乳化し、洗い流しやすくなります。

シャンプーを手で泡立ててから洗う

トリートメントが終わったらお湯で髪の毛をすすぎます。

その後、シャンプーをしっかりと手で泡立て洗浄していきます。

優しく丁寧に洗うことがコツです。

ワックスを徹底的に落とすために、力強くゴシゴシ洗いたくなる人もいるかもしれませんが、必要以上に強く洗うと、頭皮の皮脂の取りすぎに繋がります。

結果として乾燥が引き起こされ、頭皮環境の悪化を招くこともあるので優しく洗いましょう。

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入念に洗い流す

優しい泡で洗い上げたら、最後にお湯で入念に洗い流しましょう。

先述の通り、すすぎ残しがあると、頭皮環境の悪化につながる危険性があります。

丁寧に、しっかりとすすぎ切りましょう。

薄毛の方はワックスで髪型を工夫。ハゲの方は坊主がオススメ

ここまで、薄毛の人のワックスの付け方について紹介してきました。

薄毛の場合は、ワックスを上手く選んで付けることで、髪の毛にボリュームを持たせることができます。

ハゲている部分がある場合は、髪を剃ったり、短く刈ったりした坊主がおすすめです。

抜け毛に悩まされることもなく、ハゲている部分を上手くカバーできるでしょう。