自分以外はハゲに悩んでいないのか?
そんなことはありません。どんな年代でも薄毛に悩む人は沢山います。
こちらでは、年代別に薄毛に悩んでいる人とAGAを発症している人をまとめてみました。
【年代別】薄毛に悩んでいる人の割合
薄毛に悩んでいる人の割合を年代別に見た結果が以下になります。
20代 約21.2%
30代 約27.1%
40代 約25%
50代 約16.9%
60代 約6.4%
参考:薄毛が気になり始める年齢は?薄毛に関する意識調査最新版
30代が最も薄毛に悩んでいる年齢という結果になりました。
同世代がまだハゲていないのに、自分だけ薄毛が進み始めたとすれば、悩みが強くなるのも頷けます。
逆に、40代を超えると徐々に悩む割合が減っていることから、年相応になったと感じる事で悩まなくなるのかもしれません。
【年代別】AGA(男性型脱毛)を発症している人の割合
AGAを発症している人の割合を年代別に見た結果が以下になります。
20代 約6%
30代 約12%
40代 約32%
50代 約44%
60代 約51%
70代 約61%
出典: Takashima T et al. In: Orfanos CE et al, eds. Hair Research. Springer, Berlin Heidelberg New York 1981: 287-293
20代の中にも実際にAGAを発症している人が約6%もいるという結果になりました。
そして年齢を重ねるごとにその割合は増えてゆき、60代以上では半数以上の男性がAGAを発症している事がわかります。
薄毛は進行するほど治療が困難。今すぐ治療すべき
AGAの治療・対策は若いうちから始めることを強くおすすめします。
その理由は、死んだ毛根は決して生き返る事が無いからです。
毛根を多く失った後からAGA治療を始めても毛根を再生させることはほぼ不可能。
薄毛は放置すればするほど治療が困難になるものです。
そのため、早期発見・早期治療が最も大事であり、「最近薄毛が気になってきた」という方だけでなく「将来的に絶対ハゲたくない」といった方も、明日にでも薄毛外来へ行きましょう。
AGAの治療は20歳から可能
先にも述べた通り、死んだ毛根は生き返りません。
今生きている毛根に適切な対策をして死ににくくすることがAGA治療の第1歩です。
「AGA治療はまだ恥ずかしい」という方もいるかもしれませんが、AGA治療は基本的に毎日薬を飲むだけなので、周りの人に悟られることはありません。
もっと気軽に考えると良いでしょう。
ではAGAの治療には具体的にどのくらいの金額が必要になるのでしょうか。
治療費もそこまで高くない
AGA治療費については、治療方法によって変わります。
代表的な以下の3つの治療方法の料金と効能をまとめました。
- フィナステリド製剤の服用(維持、予防)
- ミノキシジル製剤の服用(増毛)
- デュタステリド製剤の服用(AGAの進行防止)
フィナステリド製剤の服用
フィナステリド製剤を用いた治療の相場は月3,000〜8,000円程度
フィナステリド製剤を服用することによってAGAの進行を抑制させることができます。
専門医に処方してもらうか、個人輸入で入手することになります。
ミノキシジル製剤の服用
ミノキシジル製剤を用いた治療の相場は10,000円~となっています。
ミノキシジル製剤を服用することによって毛髪を生み出す毛母細胞の分裂を促し、発毛を促進することができます。
外用タイプであれば、ドラッグストアでも購入が可能です。
内服タイプであれば専門医からの処方か、個人輸入での入手が必要になります。
デュタステリド製剤の服用
デュタステリド製剤を用いた治療の相場は8,000円~10,000円となっています。
フィナステリドと同様に、AGAの進行を抑制させられます。
フィナステリドに比べ、AGAの進行を抑制する効果が強いため、お値段も高くなっています。
薄毛の治療は若いうちから始めよう
「AGAの治療は若いうちから」。
専門医ならだれもが口を揃えて言うでしょう。
それだけ進行してからでは毛髪の再生が困難になるのです。
「迷っている」や「周りの目が気になる、治療するのが恥ずかしい」といった方は、考えることを止めて今すぐ治療しに行きましょう。
AGA治療に早すぎるなんてことはなく、誰にも気づかれずに行うことができます。
将来ハゲが進行した時に後悔するのは紛れもなくご自身です。