男性のボディメイク

【結論】野菜を食べてなくてもハゲないが、野菜は薄毛改善を助ける

【結論】野菜を食べてなくてもハゲないが、野菜は薄毛改善を助ける

野菜不足が原因でハゲる事はありませんが、野菜を食べる事が薄毛改善の助けになることがあります。

こちらの記事では、薄毛と野菜の関係性についてご紹介します。

【結論】野菜を食べてなくてもハゲることはない

野菜を食べないと、栄養が偏ってハゲてしまう」という噂が流れていますが、結論から言うと野菜を食べないだけでハゲる事はありません。

ハゲている男性の殆どが「AGA(男性型脱毛症)」と呼ばれる脱毛症を発症しています。
AGAは男性ホルモンによる脱毛症なので、野菜は一切関係していません。

野菜を食べずに、油っぽい食事ばかりを食べていると頭皮が脂っこくなったり、荒れる事はあってもハゲに繋がる事はないのです。

野菜を全く食べていない人でも、フサフサな人はいます。
逆に野菜をたくさん食べていても、つるっぱげの人も沢山います。

野菜とハゲに直接的な関係はありません。

野菜を食べることで薄毛予防にもなる

野菜を食べなくてもハゲる事はありませんが、特定の野菜を食べるとハゲ予防に役立つ可能性があります。

野菜とハゲの関係性について、2つのポイントをご紹介。

  • 食生活の乱れが薄毛を促進する原因になることもある
  • 栄養満点の野菜をしっかり食べて効率良く薄毛対策をしよう

食生活の乱れが薄毛を促進する原因になることもある

野菜を全く食べない、食生活が乱れている人は頭皮環境が悪くなりやすいとされています。

例えば脂っこい食事が多い人は、頭皮から分泌される皮脂量が多くなり、脂漏性皮膚炎と呼ばれる皮膚病を発症する事があります。

髪の土台である頭皮環境が悪くなれば、頭皮環境が良い人に比べると薄毛になりやすくなってしまいます。

栄養満点の野菜をしっかり食べて効率良く薄毛対策をしよう

前述した「脂漏性皮膚炎」は正しい食生活と、正しい治療を行う事で改善できます。

野菜だけですべてが改善するわけではないのですが、それでも野菜を食べて頭皮環境を整える事は薄毛予防に繋がります。

今まったく野菜を食べていない人ほど、野菜の効果を感じやすい可能性が高いので、今日から野菜を食べてみてはいかがでしょうか。

野菜は薄毛予防以外にも効果的!野菜を食べるメリット

野菜は薄毛予防だけでなく、美容面や健康面にも役立ちます。

具体的には下記3つのメリットが得られます。

  • ダイエット効果がある
  • 肌が綺麗になる
  • 高血圧防止を促進する

1.ダイエット効果がある

普段の食事に野菜を多めに取り入れる事で、お肉や炭水化物だけを食べた時に比べ、全体の摂取カロリーを抑える事が出来ます。

お腹いっぱい食べたとしても、カロリーの少ない野菜であればいつもよりも摂取カロリーを減らせるため、ダイエットに繋がります。

また、野菜には食物繊維が豊富に含まれている為、腸内環境が改善され、便秘なども改善されるようになります。

2.肌が綺麗になる

ほうれん草や小松菜などに含まれるビタミンA(βカロテン)には、皮膚や粘膜のバリア機能を高める働きがあります。

この働きにより、頭皮や肌が綺麗になると外見が若々しくなります。
ハゲ予防ついでに、肌も綺麗になるのはとてもうれしい効果かもしれません。

3.高血圧防止を促進する

1986~2010年の間に実施された「Health Professionals Follow-up Study」に参加した約18万人の健康データでは、週に4回以上野菜や果物を摂取した人がそうでない人に比べて高血圧症の発症リスクを8%抑える事ができたとの研究結果が出ています。

高血圧症は薄毛にも繋がる病気の1つでもあり、ミノキシジルなどの発毛を促すお薬が使えない原因にもなりますので、野菜を食べて高血圧症を改善するのも良いかもしれません。

髪の成長を助ける野菜はこの3つ

こちらでは髪の成長を助ける野菜を3つご紹介。

ご自身が食べれるもの、好きだと思うものだけでも良いので食生活に取り入れてみましょう。

  • ビタミンE豊富な「パプリカ」
  • 髪の成長を助ける「ブロッコリースプラウト」
  • メチオニンが豊富な「ほうれん草」

ビタミンE豊富な「パプリカ」

パプリカに含まれるビタミンEには、血管を拡張させる働きがある為、頭皮への血流を増やす事が出来ます。

頭皮の血行が良くなれば、髪の成長に必要な栄養素もたくさん届くようになるため、育毛に繋がるとされています。

週に3,4回、1日1,2個を目安に摂取する事が推奨されています。
ビタミンを無駄にしない為にも、出来るだけ生で食べるようにしましょう。

髪の成長を助ける「ブロッコリースプラウト」

ブロッコリースプラウトは、ブロッコリーになる前の新芽になります。
髪の土台である細胞の増殖を促進する働きが期待されているため、髪の成長を助ける野菜とされています。

2,3日に1度、20gほどを生でよく噛んで食べる事が推奨されています。
生の味が苦手だという人は、ドレッシングなどを適量かけて食べてみると良いでしょう。

メチオニンが豊富な「ほうれん草」

ほうれん草には、メチオニンと呼ばれるアミノ酸が豊富に含まれています。
髪の材料であるタンパク質は、アミノ酸が原料となって体内で生産されます。

そのため、ほうれん草を積極的に食べる事で髪の成長材料を増やす事に繋がるのです。
1日1房程度食べれば良いとされているので、お好みの食べ方でほうれん草を食卓に取り入れましょう。

薄毛予防として野菜を食べるようにしよう

野菜を食べれば、食べないよりは薄毛を予防出来ます。

ただ、野菜を食べるだけでは薄毛の進行は防げないので、AGA治療も忘れずに進めるようにしましょう。