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腰痛とむくみのダブルパンチが辛い!ヘルニアに気を付けた方が良い人

腰痛とむくみのダブルパンチが辛い!ヘルニアに気を付けた方が良い人

慢性的な腰痛に悩む日本人はかなり多いと言われています。

デスクワークでずっと同じ姿勢でいたり、立っているときの姿勢が悪かったりすると腰に負担がかかってしまうことも。

重いものを持つ、立ちっぱなしなど普段の生活動作も腰には負担がかかりやすいので、どうしても腰痛が出てきてしまうことが多いです。

また、気を付けてほしいのは「腰痛だけでなくむくみもひどい」という方です。

長時間同じ姿勢でいると、腰痛だけでなく足がむくんでしまうことがありませんか?

腰痛とむくみには、実は密接な関係があるのです。

今回は腰痛とむくみの関係、考えられる病気などについて解説していきましょう。

むくみと腰痛って関係あるの?

一見関係が薄そうに思える「腰痛」と「むくみ」ですが、一体どのような影響を及ぼしているのでしょうか?

むくみと腰痛が相関する原因としては、「体内の血流が悪くなった結果、筋肉にも影響を及ぼしてむくみや腰痛が発現する」という流れが考えられます。

この一連の流れについて、詳しく解説していきましょう。

血流による影響!

まずは血流の悪さが身体に与える影響から考えていきましょう。

血液は心臓から動脈を通って各部分に運ばれ、栄養や酸素を送り届けた後は静脈を通って心臓へ戻るという流れです。

心臓より下にあって心臓から遠い「ふくらはぎ」「足先」などは、どうしても血流が滞ってしまいがちです。

心臓から足先までは重力に従って血液が流れるので問題ありませんが、足先から心臓に血液を戻すのは重力に逆らって血液を移動させなければならないからです。

運動中は筋肉の収縮が活発になるので血流も良くなりますが、安静にしているときはその限りではありません。

デスクワークなどで長時間同じ姿勢でいると足がむくんでくるというのは、こういった機序で血流が滞っていることが原因とみられています。

筋肉による影響!

それでは、この血流の滞りが筋肉にどのような影響を与えているのでしょうか?

心臓から全身へ血液を送り込むため、心臓がポンプの役割を担っています。

反対に全身から心臓に血液を戻すためには、筋肉が収縮することによってポンプの役目を果たしているのです。

長時間同じ姿勢、運動不足などが重なると筋肉量が減ってしまい、その結果全身から心臓に血液を戻すポンプの役割も弱まってしまいます。

そのため、筋肉量が減ることによって血流が滞りやすくなってしまうのです。

腰痛は、腰椎を支えている筋肉が減少することによって血流が低下し、代謝が悪くなって痛みを引き起こした結果といえるでしょう。

腰痛が治らずむくみもひどい!病気の可能性がある?

先述した血流の悪さと筋肉量の減少を防ぐためには、適度に運動をしたり、ストレッチや散歩をしたりすることがおすすめです。

そうすることによって血液の循環が良くなり、筋肉の弛緩・収縮も行えるからです。

ただし、適度な休憩や運動を心がけているのに一向に症状が改善されない、むしろどんどんひどくなっていくといった場合は病気の可能性も疑われます。

腰痛もむくみもひどい場合は、下記のような病気の可能性が考えられます。

椎間板ヘルニア

椎間板」とは、腰椎の中で骨と骨の間にあるクッションのようなものです。

この椎間板の一部が変形して背中側に飛び出すことで腰痛やしびれを引き起こすのが「椎間板ヘルニア」という病気です。

腰から足にかけて痛みやしびれといった症状が出やすく、人によっては足のむくみ・重さなどの症状が出る場合もあります。

症状が継続する場合には手術を勧められるケースも。

腰椎分離症

スポーツの練習などで繰り返し腰に負担のかかる動きをしていると、腰椎の後ろの部分に亀裂が入ったり、腰椎が分離したりしてしまうことがあります。

これを「腰椎分離症」と呼び、多くは10代などの体が柔らかい時期に発症します。

適切な治療を行わないと、大人になってから「分離すべり症」という病気に移行してしまうこともあるので注意が必要です。

主な症状は腰痛ですが、お尻・太ももに痛みが出る場合もあります。

分離すべり症に移行すると、腰痛の他にも足のしびれなどの症状が発現する場合もあります。

腎臓病

腎機能の低下はむくみの原因のひとつであり、腎臓は腰近くに位置しているので同時に腰痛が起こる場合もあります。

むくみにはさまざまな原因が考えられますが、万が一腎臓の病気である場合は「ネフローゼ症候群」「急性糸球体腎炎」「慢性腎臓病」などの可能性があります。

「ネフローゼ症候群」は体内のたんぱく質が尿から漏れ出してしまう病気で、血液中のたんぱく質量が少なくなり、浸透圧の関係でむくみが起こりやすくなります。

「急性糸球体腎炎」は尿をつくる力が低下するため、水分が身体の外に排出されずむくみが起こります。

「慢性腎臓病」も急性糸球体腎炎と同じく、腎臓の機能が低下して尿がつくれなくなるとむくみやすくなります。

また、腎臓は背中側の腰より少し高い位置にあります。

腎臓に疾患があることで痛みを感じる場合、場所が腰に近いので腰痛として認識してしまうことがあります。

そのため、腰痛とむくみが同時に発現した場合は受診することをおすすめします。

おかしいと感じたら我慢しないで医師に相談しよう!

今回は腰痛とむくみの関係、考えられる病気などについてご紹介しました。

腰痛とむくみは、血流や筋肉の影響で相関しあっていることも考えられます。

デスクワークや運動不足が続いていてなおかつ腰痛やむくみなどの症状がある場合、血流の悪さや筋肉量の減少が考えられます。

なるべくこまめに体を動かすことによって症状が改善することがあるので、積極的に体を動かすことを心がけましょう。

また、腰痛やむくみがなかなか良くならない場合は病気が隠れている可能性もあります。

椎間板ヘルニア、腰椎分離症などの「骨」が関係している病気から、ネフローゼ症候群、急性糸球体腎炎などの「腎臓」が関係している病気の場合も。

腰痛が良くならない、むくみがひどいといった症状が継続する場合は、一度受診してみることをおすすめします。