「最近肌荒れがひどくなって困っている……。」
このような悩みを抱えてはいませんか?
肌が荒れてしまうのにはさまざまな要因がありますが、実は枕が原因となっているかもしれません。
毎日スキンケアをしていても、枕で肌が荒れてしまっては意味がありませんよね。
今回は、枕で肌荒れする原因と予防法を5つご紹介します。
原因がわからない肌荒れに悩んでいる人は、ぜひ最後までチェックしてくださいね。
寝ている間に雑菌やダニが繁殖?肌荒れと枕には密接な関係がある
肌荒れしてしまうのは、枕に繁殖した菌やダニが原因であることが多いです。
肌荒れと枕の関係を詳しく見ていきましょう。
人は予想以上に寝汗をかいている
人は就寝中に、コップ1杯分(約150~200ml)もの汗をかくといわれています。
体温が高くなったときと、精神的に緊張状態に陥ったときに汗をかくのですが、就寝中はリラックスした状態なので緊張して汗をかく頻度は少ないです。
寝ている間は体温が上昇しますが、体温を下げると良質な睡眠がとれるため、就寝中に汗をかくのです。
肌荒れの原因は、皮脂・汗に群がる雑菌やダニ!
肌が荒れてしまうことが多いと感じる人は、枕に雑菌やダニが増殖しているかもしれません。
枕には汗のほかにも皮脂の残骸や湿気が多く残り、それに群がって菌やダニが多く繁殖。
洗う頻度が少ない枕ですが、一晩寝るだけで雑菌が約4倍以上にも増えてしまいます。
また、枕を1週間使用し続けるとトイレの便座よりも菌が多くなるという事態に……。
これだけ雑菌やダニが増えてしまうと、肌が荒れてしまうのも納得ですね。
枕による肌荒れを予防しよう!今日からできる予防法5選
就寝中にかく汗や皮脂の残骸に群がって雑菌やダニが増えてしまいますが、適切な対策をすることで肌荒れを予防できます。
今日からできる具体的な対策方法を紹介していきますので、取り入れられることからすぐに実践していきましょう。
枕カバーをこまめに洗う
枕と肌が最も触れる場所は枕カバーです。
雑菌が繁殖しやすいのも枕カバーなので、できれば毎日洗いたいところですが、難しければ3日に1回は洗濯するようにしましょう。
枕カバーが清潔になることで肌荒れがかなり改善されるので、できる限りこまめに洗ってくださいね。
タオルを巻いて枕と肌が触れないようにする
枕の上にタオルを巻くと、こまめに洗えるので衛生的です。
枕カバーの場合は3日に1回の洗濯になっても問題ありませんが、タオルを巻くことによってさらに枕に湿気が溜まりやすくなります。
そのため、タオルを巻く場合は毎日取り替えるようにしたいですね。
定期的に枕を天日干しする
雑菌やダニは、暗く湿気の多い場所を好みます。
寝室にある枕は日光に当たる機会が少ないので、菌の温床になりがちです。
定期的に枕を天日干しすると雑菌やダニの繁殖を抑えられるので、天気の良い日はなるべく30分~1時間程度天日干しするように心がけてください。
洗濯できる枕を使用する
洗濯することを考慮して枕の素材を選ぶと、お手入れがしやくなります。
洗濯できない素材の枕が多いのですが、肌荒れに悩んでいる人は洗濯しやすい枕に変えることが一番の解消法です。
洗濯できる枕の種類は、ポリエステルやパイプ(ストローのようなもの)です。
しかし、ポリエステルのものは洗濯できないものもなかにはあるので、洗濯表示をよく確認してくださいね。
洗濯できない枕の種類は以下の通りです。
- ビーズ
- 羽根
- ウレタン
- そば殻
中でも注意したいのが、ウレタン素材の枕です。
人気の低反発枕もウレタン素材に分類されますが、紫外線に弱いので生地が劣化しやすく、天日干しもおすすめできません。
ビーズ、羽根、そば殻は1週間に1回30分天日干しにして、ウレタンのみ陰干しを行うようにしましょう。
ピローミストを使用する
ピローミストとは枕に直接吹きかけて香りを楽しみ、安眠を促すために使用するのもですが、実はダニを寄せ付けない効果も期待できます。
さまざまな香りがあるピローミストはダニが嫌う「ハーブ」の成分が含まれたものを選ぶと、ダニの繁殖を抑えて肌荒れ解消にも効果があります。
なかなか枕を洗濯できない人は、寝る前や起床後にピローミストを一吹きしてみましょう。
まとめ
今回は、枕が肌荒れに関係している原因と予防法を紹介しました。
肌荒れには食生活の乱れやストレス、加齢によるものなどさまざまな原因がありますが、毎日触れる枕に繁殖した雑菌やダニが原因となっていることも多いです。
枕を清潔に保つことで肌荒れを予防できるので、
- 枕カバーをこまめに洗う
- タオルを枕に巻く
- 天日干しを行う
- 洗濯できる素材の枕にする
- ピローミストを使用する
などの対策を行って常に清潔な枕で睡眠をとるようにしたいですね。
枕を清潔に保つと肌荒れにつながる原因を減らすことができるので、自分ができる対策を取り入れてきれいな肌を目指しましょう!