今回の記事では、ひまし油の基本的な情報や効果、まつ毛の塗り方や注意点について紹介しましょう。
ひまし油を活用したい方、まつ毛の抜けや細さが気になる方はぜひ参考にしてください。
ひまし油はトウゴマの種子由来の天然植物油脂
ひまし油とは、トウゴマの種子から採取できる植物油です。
「ひま」というアフリカが原産の種子が原料となっていて、さまざまな用途に活用されています。
もともとはエンジンオイルや潤滑油、下剤として利用されてきました。
近年では化粧品や飲用として用いられることも多くなり、その安全性が高く評価されています。
育毛効果はないがまつ毛周りの保湿や血行促進が期待できる
保湿などの美容目的で使用されることも増えてきたひまし油ですが、残念ながらまつ毛や髪の毛等の育毛効果はありません。
しかし、ひまし油で保湿・保護することで血行が促進され、結果としてまつ毛の育成に携わる可能性はあります。
正しく保湿や保護を行うと、まつ毛は太く長く成長しやすくなるからです。
そのため、ひまし油をまつ毛に塗布する際は、正しい方法を守る必要があります。
おすすめの塗り方は「綿棒などで目の周りに塗る」
ひまし油をまつ毛に塗る場合、おすすめの方法は「綿棒で目の周りに塗布する」ことです。
こうすることで塗りすぎを防ぎ、適量だけをまつ毛に塗ることができます。
綿棒がない場合は、指に少量出して少しずつまつ毛に塗っても良いでしょう。
つけすぎるとベタついたり炎症の原因になってしまったりすることがあるので、あくまで少量ずつ試してみてください。
塗る順番は根元→先端
塗る順番は、まつ毛の根元から先端に向けてです。
まつ毛の根元がしっかり保湿されることで健康な毛が生えやすくなるので、根元はきちんと保湿・保護しましょう。
また、先端に塗っていく際はまつ毛1本1本をコーティングするイメージで塗っていきます。
マスカラを塗るようなイメージで、丁寧に塗布しましょう。
ひまし油が目に入っても危険性は少ない
万が一ひまし油が目に入ってしまっても、そこまで危険性は高くありません。
ひまし油は天然由来の植物油脂なので、化学物質等は入っていないからです。
しかし、洗い流しても違和感が残ったり、炎症や赤みが出てきたりした場合は医師の診察を受けてください。
ひまし油は粘性が高いので注意
ひまし油は、他の油脂と比較すると粘性の高いオイルです。
オリーブオイルやサラダ油のようなサラサラしたテクスチャーではなく、少しとろみのある感触をしています。
粘度の高いオイルは保湿力が高いのですが、裏を返すとベタつきやすいともいえます。
塗りすぎると視界が曇ったり、目ヤニが発生したりすることもあるので気をつけましょう。
ひまし油は安全ですが、目元に塗る際の取り扱いには十分に注意してください。
ベタついたり洗顔でまつ毛が抜けてしまったりすることも
ひまし油を必要以上にまつ毛へ塗布してしまうと、ベタついたりまつ毛が抜けてしまったりする可能性があります。
さらに皮脂の多い状態が長い期間続くと、まつ毛ダニが棲みつく原因になることもあるので注意してください。
まつ毛につきすぎたひまし油が目元の皮膚についてしまうと、洗顔でも落ちにくくなることがあるので注意しましょう。
また、強い力で擦るとまつ毛ごと抜けてしまう可能性があります。
ベタつきが気になるならまつ毛育毛剤もおすすめ
ひまし油のベタつきが気になるのであれば、まつ毛育毛剤がおすすめです。
まつ毛育毛剤とは、まつ毛の保湿ではなく育成に特化した製品です。
専用のまつ毛育毛剤を使い続けることで、まつ毛が太く長く成長していきやすくなります。
そのため、まつ毛の保護よりも「まつ毛を伸ばしたい」「太くてボリュームのあるまつ毛になりたい」という場合はまつ毛育毛剤を使用しましょう。
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ひまし油はまつ毛周囲の保湿や血行促進におすすめだが、ベタつきには注意
今回の記事では、ひまし油の基本的な情報や効果、まつ毛の塗り方や注意点について紹介しました。
ひまし油には保湿効果や血行促進効果はありますが、まつ毛を育毛することはできません。
まつ毛を伸ばしたい、太く長くしたいという方には、まつ毛育毛剤が特におすすめです。
まつ毛育毛剤には育毛成分が含まれているので、より早く効果的にまつ毛を伸ばしたい方はチェックしてみてください。
