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【治すには手術が必要】まつ毛育毛剤で眼瞼下垂

【治すには手術が必要】まつ毛育毛剤で眼瞼下垂

体質に合わないまつ毛育毛剤を使い続けていると、副作用が起こる可能性があります。
副作用のひとつとして挙げられるのが、眼瞼下垂という症状です。

今回の記事では、眼瞼下垂の症状や眼瞼下垂を引き起こす成分を詳しく紹介します。

併せて、眼瞼下垂の予防法やまつ毛育毛剤が原因で眼瞼下垂が起こった場合の治し方についても解説しましょう。

まつ毛育毛剤の副作用で眼瞼下垂は起こり得る

まつ毛育毛剤を使用すると、眼瞼下垂を引き起こすリスクがあります。
眼瞼下垂とは、上まぶたがしっかりと開けられなくなる状態。

まっすぐ前を見たとき、上まぶたが黒目に覆いかぶさってしまう状態を指します。
眼瞼下垂は、まぶたを上げる筋肉や神経になんらかの異常をきたしている時に起こります。

眼瞼下垂になると、目が小さく見えたり視界が悪くなったりして、日常生活に影響を及ぼす恐れがあります。

まつ毛育毛剤の成分「ビマトプロスト」が関与しているとされている

まつ毛育毛剤が眼瞼下垂を引き起こした場合、まつ毛育毛剤に含まれる「ビマトプロスト」という成分が関係している可能性があります。

ビマトプロストは緑内障の点眼薬として用いられることが多く、まつ毛が伸びる効果も期待されています。

しかし、ビマトプロストには副作用によって色素沈着、目の落ちくぼみ、眼瞼下垂などの複数の症状を引き起こす可能性があります。

全ての人に副作用が起こるわけではないものの、こういった副作用が起こる可能性があるということは覚えておいてください。

まつ毛育毛剤による眼瞼下垂の予防法・治し方

まつ毛育毛剤による眼瞼下垂の主な予防法、治療法は以下の通りです。

  • まつ毛育毛剤を使用しない
  • 異常が見られたらすぐに使用を中止し、眼科に相談する
  • 安全な方法でマッサージ、ツボ押しを行う
  • 眼科で手術を受ける

眼瞼下垂を恐れるならつけないのが一番【長期の常用は避ける】

まつ毛育毛剤を使用しなければ、副作用による眼瞼下垂は100%起こりません。
確実に眼瞼下垂を避けたいのであれば、まつ毛育毛剤は使わないようにしましょう。

どうしても使用したいけれど、副作用は怖い」という場合、長期的に使用し続けることを避けてください。

連続して長期間使用すると、副作用のリスクが高まります。

なるべく副作用を引き起こさないようにするためには、毎日の使用を避け、2〜3ヶ月の使用にとどめるようにしましょう。

眼瞼下垂の兆候が見られたらすぐに使用を中止、眼科を受診すべき

気をつけて使用していても、副作用が現れる可能性はあります。
万が一眼瞼下垂の兆候が見られたら、すぐに使用を中止してください。

眼瞼下垂の兆候は、目が開きにくくなったと感じる、目が小さくなったと感じる、まぶたが重く感じるなど。

これらの兆候が現れたら、まつ毛育毛剤の使用を中止して眼科を受診しましょう。
初期症状の段階で眼科を受診できれば、比較的早い段階で回復させられます。

症状を長引かせたり悪化させたりしないためにも、異常が見られたらすぐに眼科を受診してください。

安全な眼瞼下垂マッサージやツボ押しで症状を緩和

目の周りは皮膚が非常に薄いので、自己判断でマッサージやツボ押しをすることはおすすめしません

医師の指示があった場合のみ、安全な方法でマッサージやツボ押しをしてください。

正しい方法でマッサージやツボ押しをすると、目の周りにある筋肉の緊張が取れて症状が緩和されることがあります。

ただし、強い力で押しすぎたり1日に何度もマッサージをしたりすると、皮膚が伸びて余計に目が小さく見える恐れがあります。

マッサージやツボ押しは、医師の指示に従って適切なタイミング・頻度で行ってください。

根本的に治すには眼科で手術を受ける必要がある

眼瞼下垂の症状が進行した場合は、眼科で手術を受ける必要があります。

また、一度起こってしまった眼瞼下垂はなかなか治らないので、根本的に治療したい場合はやはり手術が必要です。

眼瞼下垂の手術は、以下の流れで行います。

  1. 上まぶたを2〜3cm程度切開する
  2. 眼瞼挙筋腱膜を短縮して瞼板に縫い付ける
  3. 左右のバランスを確認し、縫合する

眼瞼下垂の手術では、瞼を切開して縫合する必要があります。

片目あたり20分程度の施術ですが、施術後はしばらく跡が残ることもあります。

眼瞼下垂にならないためにまつ毛育毛剤を使いすぎないことも大切

今回は、まつ毛育毛剤と眼瞼下垂の関係性、予防法や治療法について具体的に解説しました。

まつ毛育毛剤に含まれているビマトプロストという成分が、眼瞼下垂を引き起こす可能性があります。

眼瞼下垂以外にもまぶたの色素沈着、目の落ちくぼみなどといった複数の症状を引き起こす可能性があるため、こういった副作用を避けたいのであればまつ毛育毛剤の使用を中止しましょう。

また、まつ毛育毛剤を長期的に連続使用しなければ、副作用の発現を抑えられる可能性があります。

まつ毛育毛剤は、適切な頻度で適切な量を使うようにしてください。

万が一まぶたに異常が現れた場合は、すぐに使用を中止して医師に相談しましょう。

症状がひどくなると手術になることもあるので、早めの受診をおすすめします。