寒い季節が近づいてくると、特に乾燥が気になってきますよね。
乾燥による肌荒れには多くの人が悩んでいます。
古くから親しまれている保湿クリームのひとつに「馬油」があります。
みなさんもハンドクリームなどのパッケージで一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
そこで今回は馬油の特徴や効果、馬油を使ったおすすめの商品などをご紹介していきます。
馬油は非常にさまざまな効果を持った、マルチに使えるものですので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。
馬油は肌荒れに効果がある?効果と効能を解説
馬油は古くから親しまれている保湿クリームです。
人の皮脂と成分と似ていることからかなり肌なじみがいいことが特徴で、保湿力も非常に優れています。
さらにお肌への浸透力がとても高いため、馬油をお肌に塗ったあとにスキンケア用品をなじませると、より一層浸透させてくれるのでふっくらとしたお肌を目指すことができます。
スキンケアやボディケアとしてはもちろん、やけどや傷の保護などにも使えることはご存じでしょうか?
このような馬油の効果・効能を詳しく説明していきます。
馬油とは
馬油は馬の皮下脂肪を原料としている動物性油脂で、現在は保湿クリームとして愛用されています。
中国が起源とされており、肌の保湿はもちろんですが、以前は薬としても利用されていました。
薬局やドラックストアなど、どこでも簡単に手に入りやすく、お値段もリーズナブルであることが特徴です。
また、お顔はもちろん全身に使用することができますので、これひとつでボディケアまで行うことができます。
馬油の効果と効能
古くから親しまれている馬油ですが、その効果や効能にはどういったものがあるのでしょうか。
馬油の特徴を踏まえながら、詳しく説明していきます。
キズを覆い菌から守る、抗菌・抗酸化作用
今となってはハンドクリームなど保湿の目的で利用されることが多い馬油ですが、もともとはやけどなどの薬として利用されていました。
傷口を馬油で覆うことによって細菌の侵入を防ぎ、傷口を清潔に保つことができます。
また、傷口に塗った馬油は皮膚に深く浸透し、皮膚の酸化を防いでくれる効果があります。
こういった作用があるため、古くから傷口の保護として利用されていた歴史があるのですね。
熱をとって、炎症を抑える
馬油には熱をとったり、炎症を抑えたりする効果があります。
そのため、先述した通りやけどや傷などの薬として利用されていました。
さらに捻挫や打ち身などは熱をとったり、炎症を抑えたりする必要があるので、こういったケガの薬としても最適だったようです。
比較的安価で販売されている馬油ですが、このようにさまざまな効果・効能を持っているとは非常にコストパフォーマンスが高いですね。
高い保湿力で血行を促進
保湿クリームとして利用されるだけあって、保湿効果はかなり高いです。
べたつくイメージのある方もいらっしゃるかもしれませんが、皮膚への浸透力が高いのですぐに肌になじんでくれるため使用感も良好です。
また、馬油には血行促進効果のあるビタミンEが豊富に含まれているため、肌表面に自然なバリアを張り、肌を温めてくれる効果もあります。
そのため温活ケアにも重宝されています。
馬油で肌荒れを改善しよう!おすすめ商品を3つ紹介
このように、馬油は驚くほどたくさんの効果・効能を秘めていることが分かりました!
そこで、馬油を原料とした保湿におすすめの商品を3つご紹介します。
乾燥による肌荒れに悩む方はもちろん、皮脂が多い方も皮膚の内側が乾燥してインナードライになっている可能性もありますので、どのような肌質の方にも保湿はとても大切です。
肌荒れなどで困っている方はぜひ試してみてくださいね。
ソンバーユ(尊馬油)
ソンバーユはお肌に優しいスキンケアオイルとして、マルチに使用することができます。
また、ほとんどの商品が赤ちゃんにも使えるので、親子揃ってのスキンケアに大活躍します。
妊娠中の方も、ホルモンバランスの変化により不安定になりやすいお肌や、妊娠線の予防などにもおすすめです。
クリームタイプやバームタイプ、ローションタイプなどの種類も豊富で、香りもたくさん種類があります。
さらに全身用から洗顔、ヘアケア、洗髪用など多くの用途に使えるものが発売されています。
馬油100
馬油100%でできた馬油100は無香料・無着色でとってもシンプル。
皮膚に潤いを与えて、柔らかい状態のまま保ってくれます。
これ一つで全身の保湿ケアができるため、コストパフォーマンスも抜群。
肌荒れが気になる方は、おひとつ持っていて損はない商品です。
髪の毛にも使用できるので、髪のパサつきが気になる方にもたいへんおすすめです。
無添加で体にも優しく、敏感肌の方も安心です。
自然由来の化粧品を使いたい、シンプルケアが好きという方にぴったりの商品です。
馬油クリーム+尿素
保湿に優れた成分を持っている馬油に、さらに尿素をプラスして保湿に特化したクリームです。
尿素は水になじみやすい性質を持っていることを生かして、お肌の水分を保ったり、乾燥を防いだりする効果があります。
さらにコラーゲンやヒアルロン酸などの保湿成分も入っているため、これさえあれば乾燥知らずのお肌になれそうです。
これだけ保湿成分がふんだんに含まれているとこってりしたクリームなのかなと想像しますが、実はさらっとしていて使い心地がいい質感のクリームです。
ですので、べたつきが苦手な方にも使いやすいクリームでおすすめです。
まとめ
馬油の効果・効能やおすすめの馬油を使った商品についてご紹介しました。
馬油は人の皮膚への親和性が非常に高く、浸透力もかなり高めです。
特に乾燥による肌荒れで悩んでいる方にはぜひ一度使っていただきたいです。
もともと薬として使われていただけあって、保湿だけでなく抗菌・抗酸化作用や消炎作用などもあるため、キズの保護などのさまざまな場面でも活躍してくれそうですね。
スキンケアが合わずにどういうものを使えばよいか悩んでいる方や、肌が荒れてしまって悩んでいる方は、ぜひ一度馬油を手に取ってみてはいかがでしょうか。