排卵期になるとおりものの量が増えます。
排卵期を過ぎると量が減るため、一時的におりものが増えても問題ありません。
しかしおりものの量が多いと、ムレやにおいなどのトラブルが起こりやすくなります。
そのため、おりものを減らしたい方にはサプリメントがおすすめです。
今回は、おりものを減らすために役立つおすすめのサプリメントを4つ紹介します。
おりものの量が増えるのは悪い事ではない
おりものは月経と比べると話題にのぼりにくく、女性同士でもあまり話す機会がないかもしれません。
そのため、おりものの量に関して疑問や悩みを抱いている方も多いでしょう。
おりものの量に関しては個人差が大きいため、明確な基準が決まっていません。
一方、おりものシートからはみ出る、月経ようのナプキンでなければカバーできないなどの量であれば、おりものが多すぎる可能性があります。
おりものシートで十分カバーできる場合は、問題のない量といえるでしょう。
また、月経の周期によりおりものの量も変化するため、おりものが増えることは必ずしも悪いことではありません。
排卵期になるとおりものの量が増える
排卵期になると、おりものの量が徐々に増えてきます。
卵白のように粘度のあるおりものが出る方もいますが、問題はありません。
おりものの量が多いと、デリケートゾーンのにおいやムレ、かぶれが気になる方もいるでしょう。
その場合は、次の対策がおすすめです。
- デリケートゾーン専用のボディソープでしっかり洗浄する
- おりものシートをこまめに交換する
- 通気性のよい下着を着用する
おりものが多いとどうしてもにおいやすくなるため、丁寧に洗浄するとよいでしょう。
下着選びやおりものシートの交換頻度は、ムレやかぶれを抑えるために重要です。
特におりものの量が増えやすい排卵日前後は、デリケートゾーンのケアを大切にしましょう。
排卵期を過ぎると量が減りだす
排卵期を過ぎるとおりものの量が減少し、月経が始まります。
月経後もおりものの量は少ないままで、再度排卵期に差し掛かると増加してきます。
おりものの状態は、月経周期を推測できる大切な手がかりとなります。
月経前後なのにおりものの量が多い場合はなんらかのトラブルがある可能性もあるため、異常が続く場合は婦人科を受診しましょう。
おりものを減らすのに役立つおすすめサプリ
「おりものの量が多い」「においやムレが気になる」と悩んでいる方には、次のサプリメントがおすすめです。
- DHC デリテクト
- デリケトール
- マプティ デリカバリー
- ドクターズチョイス フェミプロバイオ
それぞれのサプリメントの特徴やおすすめポイントについて、具体的に解説します。
DHC デリテクト
DHCのデリテクトは、乳酸菌を用いてデリケートゾーンにアプローチするサプリメントです。
海外で特許を取得した乳酸菌「GR-1TM」と「RC-14TM」は、女性のデリケートゾーンに働く成分としての実績があります。
酸に強いカプセルを用いて、より狙った効果を発揮しやすいように工夫されています。
ダブルの乳酸菌パワーで、デリケートゾーンの悩みに対処します。
デリケトール
セレブリスタのデリケトールも、DHCのデリテクト同様にダブルの乳酸菌でデリケートゾーンにアプローチします。
違和感やムレ、ニオイなど、気になる悩みをサポートする成分が配合されています。
体内の乳酸菌は、年齢とともに減少します。
年齢に伴いデリケートゾーンに不調を感じる方はもちろん、20代や30代の方も予防や対策におすすめです。
マプティ デリカバリー
マプティのデリカバリーは、100億個の乳酸菌が膣内環境を改善するサプリメントです。
かゆみやおりものの異常を抑制し、ニオイやかゆみなどのトラブルをサポートします。
ヨーグルト味のサプリメントで、おいしく続けられる点もポイントです。
水なしでも召し上がれるため、毎日継続しやすいでしょう。
ドクターズチョイス フェミプロバイオ
ドクターズチョイス フェミプロバイオは、4つの乳酸菌を含有したサプリメントです。
医師監修の安全な製法であり、90日間の返金保証もついています。
デリケートゾーン専用のサプリメントで、おりもの以外にデリケートゾーンの悩みがある方にもおすすめです。
食前、食間、食後など、タイミングを問わず召し上がれます。
おりものに異常が現れた時は婦人科を受診しよう
次のような状態のおりものは、正常です。
- 半透明や白く濁っている
- 卵の白身のように少し粘り気がある
- 少し酸っぱい香りがある
- 茶褐色をしている
半透明のおりものは、下着に付着するとやや黄色みがかって見えることもあります。
また、排卵日付近のおりものは半固形になりやすいです。
酸っぱい香りがしたり、茶褐色またはピンク色のおりものが出たりしても以上ではありません。
排卵時に少量の出血が起こると、おりものに色がつくことがあります。
膣炎や子宮頚がん等の影響でおりものに変化が現れる事がある
排卵日付近ではないのにおりものの量が増加した場合、トラブルや病気が隠れている場合があります。
また、次のような特徴のあるおりものが出た場合、性感染症や子宮頸がんなどの病気のサインかもしれません。
- 白いクリーム状、またはモロモロした固形状をしている
- 濃い黄色や黄緑がかった色をしている
- 血液が混じった色のおりものが続く
- その他、普段と違う異常がある
おりものの量や色が急激に変化した、異常な状態が続く場合は、すぐに婦人科を受診しましょう。
イヤな臭いや変色はサプリでなく治療薬が必要になる
おりもののにおいがきつい、色が普段と違う場合は、サプリメントで対処しようとせずすぐに受診してください。
膣や子宮の異常は、性感染症のみならずがんなどの大きな病気が隠れていたり、体の免疫力が低下したりしているサインの可能性もあります。
また、異常を放っておくと、将来的な妊娠や出産に大きく影響します。
そのため普段からおりものの状態をチェックしておき、異常がみられた場合はすぐに医師へ相談してみてください。
おりものは身体からのメッセージ。異常がないか毎月確認しよう
今回は、おりものを減らすために役立つおすすめのサプリメントを4つ紹介しました。
サプリメントは食事で足りない栄養素を補助するものであり、継続的に摂取すると効果を発揮します。
しかし、おりものの量や色、においや形状に変化があった場合、思わぬ病気が隠れている可能性もあります。
おりものは、膣や子宮の状態を知るための大きな手がかりです。
そのため、普段からおりものの状態をよくチェックする習慣をつけましょう。
異常がみられたり、いつもと違う状態が続いたりする場合は、必ず医師の診察を受けるよう心がけましょう。
この記事の参考サイト
気になるおりもの・かゆみから分かる様々な症状 山口レディスクリニック
膣のオリモノ 瀬戸山産婦人科
おりもの異常 色・臭い・量 渋谷文化村通りレディスクリニック