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生理の悩み

生理前、眠い時は寝た方が良い。仮眠した方が眠気も覚める

生理前、眠い時は寝た方が良い。仮眠した方が眠気も覚める

生理前・生理中はとにかく眠いもの。
眠気と戦うよりは、眠気に従い仮眠をとったほうが体に良い影響があります。

この記事では、生理前の眠気の原因と、その眠気とどう向き合い、日中の活動を乗り切るかについて解説します。

「生理前に眠りすぎる」女性の割合は8割以上

国立成育医療研究センターの調査によると、生理前に眠気が「とても強くあった」「あった」「少しあった」と回答した女性は全体の83%に上ります。

生理前の眠気は、多くの女性が経験する一般的な症状であることがわかります。
決して珍しいことではなく、自分の体質や不調を心配しすぎる必要はありません。

4人に1人は「月経前の不調」が仕事や家事に支障をきたしている

月経前の不調により、仕事や家事に支障が出ている女性も少なくありません。
約4人に1人が「月経前の不調が仕事や家事に影響を与えている」と回答しています。

生理前の眠気が単なる個人的な感覚にとどまらず、日常生活に具体的な影響を及ぼしていることを示しています。
月経前の不調により、多くの女性の生活の質(QOL)が低下していることがわかります。

生理前の眠気は女性ホルモンの「プロゲステロン」が原因

生理前の強い眠気の主な原因は、女性ホルモンの一種である「プロゲステロン」の増加にあります。

排卵後から生理前にかけて分泌量が増えるプロゲステロンには、体温を上昇させたり、眠気を誘発したりする作用があるため、日中に強い眠気を感じやすくなります。

これは体が妊娠に備えようとする自然な反応であり、自分の意思ではなかなかコントロールできません。
プロゲステロンの他にも、セロトニンという脳内物質の減少や、自律神経の乱れも眠気を引き起こす要因として考えられています。

生理前に眠いなら寝たほうがいい!我慢する必要がない理由3選

生理前の眠気は体からのサインなので、我慢する必要はありません。
眠気を我慢する必要がない理由は、主に次のとおりです。

  • 体を休ませるべきサインだから
  • 心と体の不調の悪化を防げるから
  • 無理をすると仕事や家事の効率が落ちるから

眠いときはしっかりと睡眠を取ることで、家事や仕事のパフォーマンスも向上し、気分もすっきりするでしょう。

体を休ませるべきサインだから

プロゲステロンというホルモンは、排卵後から生理前にかけて増加します。
プロゲステロンは体温を上昇させたり、眠気を誘発したりする作用があるため、自分の意思とは関係なく強い眠気が襲ってきます。

これは体が休息を求めている大切なサインであり、無理に活動を続けるよりも、体を休ませることで心身のバランスを保つことができます。
眠いと感じたら、体からのサインに従って休息をとることが、健康的な生活を送る上で重要です。

心と体の不調の悪化を防げるから

生理前は女性ホルモンのバランスが大きく変動するため、イライラしたり、憂鬱になったりするなど、心が不安定になりがちです。
このような時期に十分な睡眠がとれないと、情緒不安定がさらに悪化するリスクがあります。

睡眠不足は、精神的なストレスを増大させ、集中力の低下や判断力の鈍化を引き起こし、日常生活に大きな影響を及ぼす可能性があります。
心身の健康を保つためにも、眠いと感じたら無理せず休息をとることが大切です。

無理をすると仕事や家事の効率が落ちるから

眠い状態で無理に仕事や家事を続けても、集中力が低下して仕事や家事の効率が落ちます。
その結果、作業に時間がかかったり、後で手直しが必要になったりして、かえって非効率になってしまうことがあります。

このような状況で無理をすることは、心身にさらなる負担をかけるだけでなく、仕事の質や効率も低下させてしまいます。
眠気を感じたら、無理せずに短い休憩を取るなどして、効率の低下を防ぐとよいでしょう。

仕事や学校で休めない!日中の眠気を乗り切るテクニック

生理前に眠気を感じても、仕事や学校を休めないことも多いでしょう。
日中の眠気を乗り切るテクニックを駆使して、眠気をすっきりさせましょう。

  • 軽いストレッチや散歩をする
  • 冷たい水で顔や手を洗う
  • ミント系のガムやタブレットを噛む
  • ランチは腹八分目にする

日中に仕事や学校がある場合は、夜にきちんと睡眠を取って体を休ませましょう。

軽いストレッチや散歩をする

体を動かすと血行が促進され、脳に酸素が供給されて、眠気の軽減が期待できます。

オフィスでできる簡単なストレッチをしたり、少し外に出て散歩したりするだけでも気分転換になり、心身のリフレッシュにつながります。
無理のない範囲で体を動かし、眠気を和らげましょう。

冷たい水で顔や手を洗う

冷たい水で顔や手を洗うことは、瞬時に眠気を覚ます効果的な方法です。
冷たい水の刺激は、顔の皮膚や手の感覚神経を活性化させ、脳を覚醒させる働きがあります。

特に、首筋や手首に冷たい水を当てることで全身の血行が促進され、リフレッシュ効果も高まります。
仕事中や勉強中に眠気を感じた際に、手軽に試せる方法としておすすめです。

短時間で集中力を取り戻し、効率的に作業を続けるために活用しましょう。

ミント系のガムやタブレットを噛む

ミント系のガムやタブレットを噛むことも、眠気を覚ますのに効果的です。
ミントの強い刺激が鼻や口から脳に伝わり、気分をリフレッシュさせて覚醒効果をもたらします。

また、ガムを噛むことで顎の筋肉が動き、血流が促進されることも眠気覚ましにつながります。

会議中や授業中など、大きく体を動かせない状況でも手軽に実践できるため、集中力を保ちたいときに試してみるのがおすすめです。

ランチは腹八分目にする

ランチを腹八分目に抑えることは、食後の眠気を軽減するために有効です。
満腹になるまで食べると、消化のために多くの血液が胃腸に集中し、脳への血流が一時的に減少して眠気が増すことがあります。

特に、炭水化物や脂質の多い食事は血糖値を急激に上昇させ、その後の下降で強い眠気を引き起こしやすいです。
腹八分目を心がけることで、消化器官への負担を減らし、午後の活動に必要な集中力を保ちやすくなります。

生理前の眠気は休むべきサイン!気合いでは乗り切れないので無理せず休息を

この記事では、生理前の眠気の原因や我慢すべきでない理由、日中の眠気を覚ますテクニックを紹介しました。
生理前の強い眠気は、女性ホルモンのプロゲステロンの増加が主な原因であり、多くの女性が経験するごく自然な体のサインです。

生理前に眠気を感じたら、なるべく体を休ませて心身の不調の悪化を防ぎ、仕事や家事の効率低下を防ぎましょう。
生理前の眠気は気合いで乗り切れるものではないため、無理せず体の声に耳を傾け、適切に対応するよう心がけましょう。

この記事の参考サイト

約1万人の調査で約7割が月経前に身体の不調を経験~4人に1人は月経前の何らかの症状が仕事や家事の支障に~:国立成育医療研究センター
プロゲステロン:Wikipedia