「アラフォーや熟女は性欲が強い」というイメージは誤り。
5029人を対象に実施されたアンケートでは、女性の性欲が最も盛んなのは10代〜20代であることがわかっています。
この記事では、公的な調査データやコンドームメーカーのアンケート結果などを基に、女性の性欲がピークを迎える年代や、各年代ごとの性欲の変化と特徴について徹底解説します。
また、「熟女やアラフォーは性欲が強い」という噂の根拠についても深掘りします。
女性の性欲について知りたい方、パートナーとの性欲の違いについて悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
女性の性欲、ピークは「10〜20代」オナニー回数が最多
女性の性欲のピークは10〜20代です。
この年代は、オナニーやセックスの回数が最多であり、性に対する興味や関心が最も多いことがわかります。
具体的なデータをもとに、女性の性欲について深掘りしてみましょう。
10代〜20代女性の40%が「月に1回以上」オナニーしている
2023年11月、一般社団法人日本家族計画協会「家族計画研究センター」によって、全国18歳から69歳の男女5,029名を対象に、日本のセックスに関する実態把握を目的としたアンケートが実施されました。
下記のグラフは、マスターベーションの頻度について男女に質問し、世代別に回答を集計したものです。
このデータによると、10〜20代の女性のうち約4割が、月に1回以上オナニーをしていることがわかります。
また、そのうち2割以上は週に1回以上オナニーをしているとの回答であり、全世代のうち最多でした。
セックスはパートナーがいないとできない一方、オナニーは自分ひとりで性欲を解消する行為のため、性欲を測るためにわかりやすい指標です。
このことから、全世代の女性のうち、10代〜20代の性欲が最も高いことがわかるでしょう。
10代・20代・30代・40代…年代別に見る性欲の変化と特徴
続いて、各年代別に性欲の変化や特徴を見てみましょう。
10代〜60代まで、性欲の強さや性行為の回数は徐々に変化していきます。
【10〜20代】セックス・オナニーの回数ともに全世代のうち最多
下記のグラフは、直近1年間におけるセックスの回数について質問し、各年代ごとに集計したものです。

上記によると、全世代のうち10代〜20代の女性が、最も高頻度でセックスをしていることがわかります。
男性と併せても、10代〜20代女性の性行為の頻度が最も高いといえるでしょう。
マスターベーションのデータも鑑みると、「10代〜20代の女性が最も盛んにセックスやオナニーをしている」といえます。
【30代】「セックスをしたいと思う」女性が全世代のうち最多
下記のグラフは、「セックスをしたいと思うか」という質問に対する回答を世代ごとに集計したものです。

この質問では、全世代の女性のうち、「よく思う」「たまに思う」を合計した数値が最も高いのは、30代です。
30代女性の「よく思う」「たまに思う」を合計した割合は4割以上であり、「まれに思う」も加えると7割近くにものぼります。
10代〜20代と比較するとセックスの回数が落ち着くこともあり、30代になると性的欲求を発散したい気持ちを感じやすいでしょう。
【40代】月1回以上セックスをする女性は4割未満に
40代になると、月1回以上セックスをする女性は4割未満に減少します。
一方で、オナニーの回数やセックスの欲求については、30代女性と大きく変わりません。
男女ともに仕事や家庭が充実したり、介護や他の事情が重なったりして、性行為に時間を割けなくなることが原因のひとつとして考えられます。
【50代〜】性行為の回数が急激に減少
50代になると、オナニーの回数、性行為の回数、セックスへの欲求ともに、急激に減少します。
女性の性欲は、50代を境にガクンと落ちるといえるでしょう。
50代で性欲が急激に減少する理由のひとつに、閉経が考えられます。
ただし閉経したからといって、性欲がゼロになるわけではありません。
閉経後の性欲については、後ほど詳しく解説します。
「アラフォー・熟女は性欲が強い」は根拠なし!噂される理由3選
実際のデータによると、「アラフォーや熟女は性欲が強い」という噂は嘘であることがわかります。
では、なぜそのような説が流布したのでしょうか。
「アラフォーや熟女は性欲が強い」といわれるのは、主に次の理由が考えられます。
- 精神的に解放され、環境的な余裕ができるから
- 生殖本能の影響を受けるから
- パートナーとマンネリ化し、新たな刺激を求めるから
噂の根拠について解釈し、自身やパートナーの性欲への理解に努めましょう。
精神的に解放され、環境的な余裕ができるから
男女ともに年齢を重ねると、精神的に解放されたり、環境的な余裕ができたりします。
具体的には20代の頃にあった恥じらいから解放されたり、子育てが落ち着いて自分に向き合う時間が取れたりすることが挙げられます。
自分と向き合う余裕ができることで、性的な欲求を感じやすくなり、性欲が強まったと感じることもあるでしょう。
生殖本能の影響を受けるから
女性が閉経を迎えると、出産ができなくなります。
アラフォーや熟女になると出産可能期間の終わりが近づいてくるため、「生殖の機会を最大限に利用しよう」とする本能が働くと考えられます。
そのため、アラフォーや熟女になると性欲が高まることは、生物学的にも非常に自然なことです。
パートナーとマンネリ化し、新たな刺激を求めるから
同じパートナーと長い年月を過ごすと、どうしても関係性がマンネリ化してしまうことがあります。
パートナーとの関係性に飽きてしまうと、新たな刺激を求める女性も少なくありません。
これにより、新たなパートナーとの関係やアブノーマルなプレイなど、非日常的な性刺激を求めるようになることがあります。
性欲は閉経後も続く可能性あり!「何歳まで」とは言い切れない
性欲は閉経後もゼロになるわけではなく、個人差が大きいものです。
アンケート結果では、女性の性欲のピークは10代〜20代とされていますが、それはあくまで平均的な傾向です。
更年期や閉経を経ても、性行為の頻度が減少したり、欲求の形が変わったりするだけで、何歳になってもセックスを楽しむことは可能です。
心身の健康状態やパートナーとの関係性など、様々な要因が絡み合い、性欲は多様な形で変化し続けます。
閉経の平均年齢「50歳前後」で性欲が落ちる人は多いが、ゼロになるわけではない
閉経の平均年齢は50歳前後であり、閉経に伴って女性ホルモンが減少し、性欲が落ちる人が多いのは事実です。
しかし、性欲はホルモンだけでなく、精神的な要素やパートナーとの関係性にも左右されるため、閉経=性欲ゼロではありません。
性欲の形が変化するだけで、何歳になっても満たされた性を送ることは可能です。
妊娠のリスクがなくなり、純粋にセックスを楽しめるようになることも
閉経を迎えると妊娠のリスクがなくなり、避妊を気にせずより純粋にセックスを楽しむことができるようになります。
特に、これまで子育てや仕事で忙しく、性生活から遠ざかっていた女性にとって、精神的な負担が減ることで、新たな性的な喜びを発見するきっかけとなることもあります。
性欲は個人差が大きいため一概には言えませんが、閉経後の「セカンドライフラブ」を楽しんでいる人も少なくありません。
乾燥や体質の変化により、セックスを楽しめなくなることもある
閉経後は女性ホルモンの減少により、膣の乾燥や萎縮といった体質の変化が起こりやすくなります。
これにより、セックス時の痛みを感じやすくなり、性行為を避けるようになる女性もいます。
性欲自体はあっても、身体的な変化が原因でセックスを楽しめなくなるケースがあります。
なお、潤滑剤の使用や婦人科受診などの適切なケアや対策をすることで、年齢を重ねても性生活を充実させることは可能です。
性欲ピークは20〜30代でも人それぞれ!何歳になってもセックスは楽しめる
女性の性欲のピークはデータ上10~20代ですが、30代は「セックスをしたい」と思う割合が最多です。
アラフォー・熟女の性欲が強いという噂は誤りですが、精神的な解放や生殖本能からくる欲求の高まりも考えられます。
性欲は閉経後も続くケースがあるため、年齢に関わらずパートナーとの関係性や身体的な変化に向き合い、充実した性生活を送りましょう。
オープンなコミュニケーションを通じてお互いのニーズを尊重し、満たし合える方法を見つけることが大切です。
この記事の参考サイト
【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ 2020:ジェクス株式会社
【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ 2024:ジェクス株式会社
ニッポンのセックス:相模ゴム工業株式会社
