デュタライズの副作用「主な症状(性欲減退、勃起不全、射精障害など)・対処方法」
デュタライズの副作用
デュタライズの副作用は、いずれも服用期間中に現れることがありますが、服用を中止すると症状は現れなくなります。
基本的には、時間が経てば有効成分が体内で分解され、消失していくため、効き目が弱まると同時に副作用の症状も自然に良くなっていきます。
デュタライズの主な副作用は、以下の通りです。
| 発生頻度 | 症状 |
|---|---|
| 1%以上 | 性機能不全(性欲減退/リビドー減退、勃起不全、射精障害) |
| 1%未満 | 発疹、頭痛、抑うつ気分、乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)、腹部不快感 |
| 頻度不明 | 蕁麻疹、アレルギー反応、そう痒症、限局性浮腫、血管性浮腫、浮動性めまい、味覚異常、精巣痛、精巣腫脹、脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症、腹痛、下痢、倦怠感、血中CK増加 |
もし、効果が切れた後も副作用が続く場合は、医療機関で受診して医師に相談してください。
頻繁に副作用が現れる場合は、錠剤を分割するなど、なるべく少ない用量で服用しましょう。
性機能不全(性欲減退/リビドー減退、勃起不全、射精障害)
デュタライズには男性ホルモンのジヒドロテストステロンの生成を抑制する働きがあるため、性欲減退(リビドー減退)、勃起不全、射精障害などの男性機能の低下を引き起こすことが知られています。
このため、妊活をしている方などは服用に注意が必要になります。
性欲減退などの症状は服用初期に起こりやすく、服用を続けるうちに改善することがあります。
もちろん、服用を中止すれば男性機能は元に戻ります。
対処方法として市販の精力剤などを服用しても良いですが、深刻な場合はミノキシジルを含む医薬品などの性欲低下を起こさないタイプのAGA治療薬に切り替えることも検討するようにしてください。
また、性機能障害の対策としてED治療薬を併用することも可能です。
発疹、蕁麻疹、アレルギー反応、そう痒症
デュタライズ服用後に発疹、蕁麻疹、アレルギー反応、そう痒症などの皮膚症状が現れた場合は、デュタライズに対する過敏症が生じている可能性があります。
これらは、アナフィラキシーショックなどの重篤なアレルギー反応の前兆であるケースもあるため、こうした症状が見られた場合はデュタライズの服用を中止して医療機関で受診するようにしてください。
頭痛
明確な理由は不明ですが、デュタライズの服用によって頭痛が生じることがあります。
通常は数日で症状が治まりますが、長引く場合は医療機関で受診してください。
必要に応じて市販の頭痛薬を併用しても良いでしょう。
抑うつ気分、浮動性めまい
デュタライズが男性ホルモンのテストステロンの生成を抑制することによって、体内のホルモンバランスが乱れた結果、抑うつ気分や浮動性めまいが生じることがあります。
多くは一過性のものなので、服用を続けるうちにホルモンバランスが安定して症状が治まりますが、症状がひどい場合は医療機関で受診してください。
乳房障害(女性化乳房、乳頭痛、乳房痛、乳房不快感)
デュタライズが男性ホルモンの生成を抑制することによって、相対的に女性ホルモンの作用が優位になり、乳房痛や乳房肥大などの乳房障害を引き起こすことがあります。
ごく稀な副作用ですが、デュタライズ服用中に胸の張りや痛みが持続する場合は、医療機関で受診して医師に相談してください。
腹部不快感、腹痛、下痢
明確な理由は不明ですが、デュタライズの服用によって腹部不快感、腹痛、下痢が生じることがあります。
通常は数日で症状が治まりますが、長引く場合は医療機関で受診してください。
必要に応じて市販の胃腸薬や下痢止めを併用しても良いでしょう。
限局性浮腫、血管性浮腫
明確な理由は不明ですが、デュタライズの服用によって限局性浮腫や血管性浮腫などの浮腫(むくみ)が生じることがあります。
浮腫になると、顔、のど、お腹、手足などが腫れたり、むくんで痛んだりします。
通常は数日で症状が治まりますが、長引く場合は医療機関で受診してください。
味覚異常
明確な理由は不明ですが、デュタライズの服用によって味覚異常が生じることがあります。
通常は数日で症状が治まりますが、長引く場合は医療機関で受診してください。
必要に応じて市販の亜鉛サプリメントを併用しても良いでしょう。
精巣痛、精巣腫脹
デュタライズが男性ホルモンの生成を抑制することによって、男性ホルモンの影響下にある精巣に痛みや腫脹が生じることがあります。
このような症状が現れた場合は一旦デュタライズの服用を中止して医療機関で受診してください。
脱毛症(主に体毛脱落)、多毛症
男性ホルモンには体毛の成長を促進する作用があるため、デュタライズが男性ホルモンの生成を抑制することによって、胸や足などに生えている体毛が抜け落ちることがあります。
逆に、男性ホルモン量の減少によって部位によっては多毛症が生じることがあります。
気にならない方はそのままにしておいても構いませんが、必要に応じて剃毛して整えると良いでしょう。
倦怠感
男性ホルモンは男性の活力の源であり、集中力や行動力を高める働きがあります。
このため、デュタライズが男性ホルモンの生成を抑制することによって、こうした働きが失われ、倦怠感が生じることがあります。
症状が軽度であれば市販の栄養ドリンクなどを服用して対処することもできますが、重度の場合は医療機関で受診してください。
血中CK増加
CK(クレアチンキナーゼ)は、筋肉に多く存在する酵素で、筋肉細胞のエネルギー代謝に重要な役割を果たしています。
筋肉にダメージや損傷が生じると、筋肉中のCKが血中に漏出して、血中CKが増加します。
デュタライズが男性ホルモンの生成を抑制することによって、筋代謝が影響を受けると血中CKが増加する可能性があるため、健康診断などで血中CK増加を指摘された方は、医師に相談してください。
重大な副作用
デュタライズは、重大な副作用として、ごく稀に「肝機能障害」や「黄疸」を引き起こす可能性があります。
| 肝機能障害 | 何らかの原因によって肝臓がダメージを受けて炎症を引き起こしている状態で、肝細胞が破壊されてしまう疾患 |
|---|---|
| 黄疸 | 血液中のビリルビンという色素が増加することで、皮膚や白眼が黄色くなる疾患 |
以上の様な有害事象が発生した場合は、すぐにデュタライズの服用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
肝機能障害
デュタライズの服用によって肝機能障害が起こることは稀であり、それほど心配する必要はありません。
ただし、過去に肝機能の悪化を指摘されたことのある方は、服用前に医師に相談されると良いでしょう。
- 食欲不振
- 疲れやすさ
- 黄疸
デュタライズ服用後に、これらの症状が見られた場合は直ちに服用を中止して医療機関で受診してください。
デュタライズは長期間服用する薬なので、服用中は年に1回、肝機能検査を受けることをお勧めします。
黄疸
稀にですが、デュタライズを服用することで、黄疸と呼ばれる副作用が現れることがあります。
- 白目(眼球の白い部分)の黄染
- 皮膚の黄染
- 尿の色が濃い
- 便の色が薄い(白っぽい)
- そう痒感(かゆみ)
- 食欲不振
- 倦怠感(だるさ)
デュタライズ服用後に、これらの症状が見られた場合は直ちに服用を中止して医療機関で受診してください。
副作用はいつから始まり、いつまで続くのか
デュタライズの副作用は早いケースでは服用直後から発症しますが、一般的には服用後数日~1週間以内に発症することが多いです(副作用の発症時期には個人差があります)。
副作用の中には服用を続けるうちに体が慣れて消失するものもあります。
また、ほとんどの副作用は服用を中止することで消失しますが、性機能低下については服用中止後も継続したという報告もあるため、そのような場合は医師に相談してください。
デュタライズの妊活への影響
デュタライズには性欲減退などの性機能不全が報告されているため、妊活時にはいくつかの注意が必要になります。
- 服用中に妊活可能か
- どのタイミングで服用を中止すべきか
服用中に妊活可能か
デュタライズを服用中の男性が妊活をすることは不可能ではありませんが、お勧めはできません。
デュタライズの有効成分であるデュタステリドには男性ホルモンの働きを強く抑制する作用があるため、男性側が性機能不全(性欲減退/リビドー減退、勃起不全、射精障害)を引き起こす可能性があるためです。
この副作用により、そもそも性行為ができなくなる可能性があるため、妊活時のデュタライズの服用はお勧めできません。
また、妊娠中の女性がデュタステリドに曝露されると、胎児の生殖器形成に影響を及ぼす恐れがあるとされており、こうした事故を予防する観点からもデュタライズの服用は避けるべきとされています。
なお、デュタライズを服用している男性の精液に曝露した女性が妊娠した場合、胎児の器官形成に影響を及ぼすかどうかは明らかにはなっていません。
どのタイミングで服用を中止すべきか
デュタステリドを1日1回、6ヵ月間服用し続けていた男性が服用を止めると、デュタステリドの血中濃度が0になるまでには2ヵ月程度かかるとされています。
このため、個人差はあるものの、妊活を始める2ヵ月~3ヵ月前にはデュタライズの服用を中止することが推奨されます。
デュタステリド服用中に気を付けたい血液検査の数値
デュタライズの重大な副作用として肝機能障害が報告されています。
デュタライズは肝臓で代謝される薬であり、長期にわたって服用することからも、服用中は定期的に血液検査をして肝機能をチェックする必要があります。
血液検査で以下の検査値に異常が見られた場合は、医師にデュタライズを服用中である旨を告げて指示を仰ぐようにしてください。
AST(GOT)
ASTは肝臓中に存在する酵素の一つで、「アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ」の略称です。
肝臓に障害が生じるとASTが血液中に漏れ出して血中濃度が上昇するため、肝機能障害の指標の一つとして用いられています。
ASTの正常範囲は30U/L以下とされており、31U~50U/Lは要注意、51U/L以上は異常とされています。
ALT(GPT)
ALTもASTと同じく肝臓中にみられる酵素の一つで、「アラニンアミノトランスフェラーゼ」の略称です。
肝臓に障害が生じるとALTが血液中に漏れ出して血中濃度が上昇するため、肝機能障害の指標の一つとして用いられています。
ALTもASTと同じく、正常範囲は30U/L以下とされており、31U~50U/Lは要注意、51U/L以上は異常とされています。
γGTP
γ-GTPは胆道に存在する酵素の一つで「ガンマグルタミルトランスペプチダーゼ」の略称です。
γ-GTPは胆汁の分泌に障害があると上昇することが知られており、肝機能障害の指標としても用いられます。
γGTPの正常範囲は50U/L以下とされており、51U~100U/Lは要注意、101U/L以上は異常とされています。
デュタライズの副作用についての口コミ・レビュー
デュタライズを実際に購入されたお客様の口コミ・レビューから副作用に関する投稿をご紹介します。
-
★★★★★髪が太くなってきた2024-08-14 男性
1年くらい前から使っていますが、段々と髪質がよくなり、1本1本が太くなり艶やかになっているのが分かります。
このような素晴らしい変化があるので、当然ですがこのまま使い続けたいと思ってます。
副作用などは特に感じていません。
価格も安いので助かります。
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★★★★★少しづつ2024-08-12 男性
派手さはありませんが、ゆっくり、でも確実にAGAが改善しているのが分かります。
その代わりにだるくなったりなどの副作用はありません。
価格的にも安く続けられる金額なので、私はこちらのAGA治療薬を地道に続けていこうと思っています。
デュタライズの副作用に関する参考文献
当サイトでは、正確な情報提供ができるよう日々努めていますが、情報の正確性、および完全性を保証するものではございません。
予めご了承ください。
デュタライズの副作用に関する記述については、以下のWebサイトを参考にさせていただいております。
- 医療用医薬品:ザガーロ-KEGG-
- DRUG:デュタステリド-KEGG-
- ザガーロカプセル0.1mg/ザガーロカプセル0.5mg-PMDA-
- ザガーロカプセル0.1mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)-日経メディカル処方薬事典-
- ザガーロカプセル0.5mgの基本情報(薬効分類・副作用・添付文書など)-日経メディカル処方薬事典-
- ザガーロカプセル0.1mg-くすりのしおり-
- ザガーロカプセル0.5mg-くすりのしおり-
- ザガーロカプセル0.1mg/ザガーロカプセル0.5mg 添付文書-GSKpro-
- ザガーロカプセル0.1mg/ザガーロカプセル0.5mg インタビューフォーム-GSKpro-
- 前立腺肥大症薬のデュタステリドが男性型脱毛症を改善-日経ドラッグインフォメーション-














