ロニタブの注意事項・相互作用「禁忌(服用できない方)・併用禁忌薬(併用できない医薬品)」
ロニタブを服用できない方(禁忌)
ロニタブには、服用できない方(禁忌)が指定されています。
以下に該当する方は、ロニタブを服用できません。
- ロニタブの有効成分(ミノキシジル)に対して過敏性(アレルギー)を引き起こしたことがある方
- 褐色細胞腫のある方
- 妊婦や産婦、授乳婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
ロニタブの有効成分(ミノキシジル)に対して過敏性(アレルギー)を引き起こしたことがある方
ロニタブには「ミノキシジル」と呼ばれる有効成分が含まれているため、本有効成分に対して過敏性素因(アレルギー)のある方はロニタブを服用することができません。
また、ロニタブには添加剤が含まれているため、それらの成分に過敏性素因のある方もロニタブを服用することができません。
褐色細胞腫のある方
褐色細胞腫を原因とする高血圧の方は、ロニタブなどの血圧に作用する薬を服用することで、褐色細胞腫クリーゼと呼ばれる重篤な症状を引き起こすことがあるため、服用することができません。
妊婦や産婦、授乳婦(妊娠している可能性のある女性を含む)
ロニタブの有効成分「ミノキシジル」は母乳中に成分が移行する事が知られています。
妊娠中の使用についても安全性が確立されていないため、妊婦や産婦、授乳婦(妊娠している可能性のある女性を含む)はロニタブを服用することができません。
ロニタブの服用に注意が必要な方
ロニタブには、服用に注意が必要な方が指定されています。
以下に該当する方は、ロニタブを服用する際に注意が必要なため、服用する前に医師に相談してください。
- 低血圧(最大血圧<90mmHg、最低血圧<50mmHg)かつ医師の治療による管理がなされていない方
- 高血圧(最大血圧>170mmHg、最低血圧>100mmHg)かつ医師の治療による管理がなされていない方
- 腎機能障害のある方
- 肝機能障害のある方
- 心血管系障害のある方
- 高齢者(65歳以上)
低血圧(最大血圧<90mmHg、最低血圧<50mmHg)かつ医師の治療による管理がなされていない方、高血圧(最大血圧>170mmHg、最低血圧>100mmHg)かつ医師の治療による管理がなされていない方
ロニタブには血管を拡張させて血圧を降下させる作用があるため、高血圧の方や低血圧の方は服用する前に医師に相談してください。
腎機能障害のある方
ロニタブの服用により、体内に水分と塩分が貯留することで腎機能が悪化する恐れがあります。
腎疾患のある方や過去に腎疾患になった経験のある方は服用する前に医師に相談してください。
肝機能障害のある方
ロニタブは肝臓で代謝される医薬品のため、肝機能に負荷がかかる恐れがあります。
長期服用を検討している方は、専門医などの医師に相談の上、定期健康診断などで肝機能に関わる検査値(AST・ALT・γ-GTPなど)を確認して貰いましょう。
心血管系障害のある方
ロニタブの服用によって体内に水分と塩分が貯留することで、心臓に負荷がかかり、息切れ、喘鳴、疲労感、心拍数増加、心電図異常、狭心症などが生じる可能性があります。
このため、心疾患のある方や過去に心疾患になった経験のある方は服用する前に医師に相談してください。
高齢者(65歳以上)
65歳以上の方は腎機能や肝機能などの生理機能が低下しており、副作用が発生する恐れがあるため、服用する前に医師に相談してください。
ロニタブと併用できない医薬品(併用禁忌薬)
ロニタブには、併用できない医薬品(併用禁忌薬)が指定されています。
以下に該当する医薬品を服用している場合は、ロニタブを服用できません。
- PDE5阻害薬(シルデナフィルなど)
- 降圧薬(アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタンなど)
- 片頭痛治療薬(イミグランなど)
- 解熱鎮痛薬(イブプロフェンなど)
- アルコール
PDE5阻害薬(シルデナフィルなど)
ロニタブとED治療薬には、いずれも血管を拡張させて血圧を低下させる作用があります。
これらを併用すると血圧が過度に低下する可能性があるため、ロニタブとED治療薬は併用できません。
- シルデナフィル(バイアグラなど)
- バルデナフィル(レビトラなど)
- タダラフィル(シアリスなど)
降圧薬(アムロジピン、メトプロロール、エナラプリル、カンデサルタンなど)
ロニタブには血管を拡張させて血圧を低下させる作用があります。
ロニタブと他の高血圧治療薬を併用すると血圧が過度に低下する可能性があるため、これらを併用できません。
- アムロジピン
- メトプロロール
- エナラプリル
- カンデサルタン
片頭痛治療薬(イミグランなど)
イミグランなどの片頭痛治療薬には血管を収縮させて痛みを軽減させる作用があります。
ロニタブには血管を拡張させる作用があるため、逆の作用を持つこれらの医薬品は併用できません。
- イミグラン
- その他のスマトリプタン製剤
解熱鎮痛薬(イブプロフェンなど)
一部の解熱鎮痛薬(イブプロフェンなど)には血圧を上げる作用があります。
解熱鎮痛剤とロニタブを併用する事で、血圧がコントロールし辛くなる可能性があるため、併用禁忌薬に指定されています。
- ジクロフェナク(ボルタレンなど)
- ロキソプロフェン(ロキソニンなど)
- イブプロフェン(イブなど)
アルコール
アルコールとロニタブ、どちらにも血管を拡張する作用があります。
これらを併用することで強く血圧が下がり、動悸やめまい、頭痛などの副作用を生じる可能性があるため、併用禁忌薬に指定されています。
ロニタブと併用に注意が必要な医薬品(併用注意薬)
ロニタブには、併用に注意が必要な医薬品(併用注意薬)が指定されています。
ロニタブと併用注意薬を併用すると効果が減弱したり、逆に副作用が増強する可能性があるためです。
以下に該当する医薬品を使用している場合は、ロニタブの服用の際には注意が必要なため、服用する前に医師に相談してください。
- ミノキシジルを含む外用薬(ロゲイン、ツゲイン、リアップなど)
ミノキシジルを含む外用薬(ロゲイン、ツゲイン、リアップなど)
ロニタブとミノキシジル外用薬を併用すると、有効成分ミノキシジルによって引き起こされる副作用の発生リスクが大きくなる可能性があるため注意が必要です。
ロニタブの注意事項・相互作用に関する参考文献
当サイトでは、正確な情報提供ができるよう日々努めていますが、情報の正確性、および完全性を保証するものではございません。
予めご了承ください。
ロニタブの注意事項・相互作用に関する記述については、以下のWebサイトを参考にさせていただいております。
- DRUG:ミノキシジル-KEGG-
- Minoxidil(ミノキシジル)-Wikipedia-
- ロニテン(LONITEN) 添付文書-Pfize-
- Efficacy and Safety of Oral Minoxidil 5 mg Once Daily in the Treatment of Male Patients with Androgenetic Alopecia: An Open-Label and Global Photographic Assessment(男性型脱毛症の男性患者の治療における経口ミノキシジル 5 mg 1 日 1 回投与の有効性と安全性: オープンラベルおよびグローバルな写真評価)-National Library of Medicine-














