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ちんこを引っ張っても長くなれる保証は“ない”|臨床試験結果をもとに解説

ちんこを引っ張っても長くなれる保証は“ない”|臨床試験結果をもとに解説

「ちんこは引っ張ると長くなる」という考えがあります。
実際ペニス牽引器具も販売されており、医療現場でも使われています。

しかし実は引っ張っても長くなれる保証は現状【ない】のです。
さらにデメリットが多く、最悪ちんこが壊死する場合も。

ではなぜ長くなると言われているのか。
研究データを見ながら分かりやすく解説します。

引っ張ってちんこが伸びた研究事例はある

「引っ張っても長くなれる保証は現状ない」とお伝えしましたが、実際に引っ張って長くなったという研究結果はあります
“長くなった実例があるのに長くなる保証がない”という主張は一見矛盾していますが、それはその研究がかなり限定的な状況下での研究であるためです。

研究対象の多くは【ペイロニー病患者】

「ペイロニー病(ペロニー病)」とは
なんらかの理由で陰茎内に固いしこり(瘢痕組織)ができる病気のこと。
しこりのところだけ固く縮み、勃起時も弓なりに曲がってしまいます。
痛みはもちろん、性行為ができない、EDを発症するなどの弊害があります。

ちんこを引っ張って長くする研究は、このペイロニー病患者を対象に行われたものがほとんど。
例えば以下のような研究があります。

【研究期間】
2017年10月~2019年5月

【研究目的】
陰茎牽引療法用の医療機器「RestoreX」の効果検証

【研究対象】
ペイロニー病患者110人
※9ヵ月の間に徐々に離脱

【結果】
1日約30分の使用を3ヵ月継続
→長さ:1.6~2.0cm改善
 湾曲:12.5~17.2°改善

その後もさらに3ヵ月継続
→長さ:0.6~0.8cm改善
 湾曲:それ以上の改善はほぼなし

計6ヵ月使い続けることで
→長さ:95%が改善
 湾曲:61%が改善

※上記の研究結果は簡略化したものになります。詳細はコチラから

ペイロニー病治療の手段として海外で試験的に導入

この他にもペイロニー病患者のちんこを引っ張って長くした研究結果はいくつかありますが、どれもおおよそ同じような結果です。
そのためRestoreXを始めとしたペニス牽引器具(PTT)は、ペイロニー病患者を対象として海外の一部医療現場で試験的に導入されています。

湾曲の改善によって長さが伸びた可能性

“実際にちんこが伸びた結果もあり、医療現場でも使われているならやはり「ちんこは引っ張ると長くなる」という主張は合っているのではないか”
実はそうとも限りません。

その理由は、新しく伸びた部分が分かりにくいため

そもそもペニス牽引器具(PTT)は、ちんこを引っ張って組織にダメージを与えて細胞分裂を促し、細胞が増えた分ちんこが長くなるというメカニズムです。
しかしペイロニー病患者の場合は、組織が増えたのか、湾曲改善の副産物として長さが伸びたように見えただけなのかが判別しにくい状況にあります。

健常者対象の研究もあるが研究規模が小さい

ペイロニー病患者以外を対象とした研究結果もあるにはあるものの、規模が小さい検証数が少ないといった理由で、まだ信ぴょう性に欠ける状況です。
健常者を対象とした研究には、以下のようなものがあります。

【研究期間】
2008年9月~2008年12月

【研究目的】
ペニス牽引器具(PTT)の効果検証

【研究対象】
ちんこが小さくなったことに悩んで病院を受診した患者23人

【結果】
最初の2週間は1日4~6時間PTT使用
以降3ヵ月後までは1日9時間PTT使用
→長さ:0.9~1.7cm改善

※上記の研究結果は簡略化したものになります。詳細はコチラから

牽引でちんこの長さが伸びる根拠はまだ【弱い】

重ねてになりますが、「ちんこは引っ張ると長くなる」が証明された実例は確かにあるものの、信ぴょう性が高いのは“病気でちんこが小さくなった人”という限定的な状況下のみであるため、主張を突き通すにはまだ弱いと言わざるを得ません。

また、ペイロニー病患者の研究で使われたRestoreXは、ペニス牽引器具(PTT)の中でも新しくハイテクな装置
RestoreXは1日30分の使用で効果が出たようですが、従来のペニス牽引器具(PTT)はどれも1日5~10時間使用しなければいけません。
庶民が買えるほどの安価で効果が薄いペニス牽引器具(PTT)を、日常生活に支障がない範囲でいくら使ったところで、大きな効果は見込めないでしょう。

もし引っ張るのであれば注意したい点

注意点

ここまで読んで尚
「ちんこを引っ張って長くなる可能性が1%でもあるならそれに賭けたい」
と思われる方がいるのであればどうぞ頑張ってください。
健闘を祈ります。

ただし一歩間違えると、ちんこを長くするどころか最悪切り落とす羽目になりますので、以下を読んで安全な方法で引っ張るようにしてください。

牽引器具の選び方

ペニス牽引器具(PTT)には色々な種類がありますが、種類は大きく分けて以下の3つ。
基本長時間使用しなければいけない上痛みが伴いますので、自分に合ったものまたは負担が少ないものを慎重に選ぶ必要があります。

  • 牽引型
  • 重り型
  • ベルト型

牽引型

最もオーソドックスな牽引器具。
ペイロニー病患者の研究で使われたRestoreXも牽引型の一種です。
他には「アンドロペニス」「アンドロヤマト」などの商品があります。
パイプで繋がった2つリングを亀頭と根元にそれぞれ引っかけ、パイプを伸ばすことでちんこを牽引します。
かける負荷を自分で調節しやすいタイプ。

重り型

亀頭のカリに重りをぶら下げて下に引っ張り続けるタイプの牽引器具。
他の牽引器具に比べて小さい上動かす必要もないのでそのまま生活することも可能。
様々な重さのものが売っていますが自分で調整する機能はないため、その日の具合によって重さを変えることは難しいでしょう。

ベルト型

最も新しいタイプの牽引器具。
代表的な製品は「ファローサン・フォルテ」。
筒の中にちんこを通し、先端についたベルトをぐるっと身体に巻いて固定します。
ベルトのおかげでちんこが身体に沿う形になるため、そのまま生活することも可能。
多くの人が、ちんこ自体よりも固定している根元に痛みを感じています。

無理に引っ張らない/長時間使用しない

伸びてくれ!という希望で必要以上の負荷をかけることは絶対NG
強い痛みに襲われるだけならまだ良いものの、性機能にも多大な影響を及ぼします

EDの危険性

勃起は、興奮時に陰茎内に大量の血が流れ込むことで起こります。
無理に引っ張ると陰茎内の血管や神経が切れてしまうため、勃起ができなくなってしまうのです。

壊死の危険性

血管や神経の多くが損傷すると最悪壊死します
壊死したちんこは切り落とさざるを得ません。
強い負荷をかけることはもちろんですが、そこそこの強さの負荷も長時間かけ続けると壊死の原因となります。

確実にちんこを長くする方法は「長茎手術」

医者

「引っ張るのは諦めるけど、それでも本気でちんこを長くしたい」と後ろ髪を引かれている方もいることでしょう。
もし本当にちんこを長くしたいのであれば、確実なのは「長茎術」です。

ちんこは、実は見えている部分が全てではありません。
身体の中に埋まっている部分もあります。
ちんこは体内で靭帯により固定されているため基本はそれ以上引っ張り出せないのですが、長茎術ではこの靭帯を切るなどして引っ張り出すことができます。

手術に関する詳細は以下の通り。
手術によって約2~5cmちんこを長くする効果が期待できます。

①靭帯を切る手術

詳細 体内の靭帯を切ってちんこを引き出す
傷跡が目立つが元に戻りにくい
ダウンタイム 24時間は安静に
・シャワーは翌日から可
・入浴は約5日後から可
・性行為と飲酒は約4週間後から可
価格相場 約30万円~
手術時間 約1時間

②靭帯を切らない手術

詳細 ちんこを引っ張った状態で糸で固定
傷跡は目立たないが元に戻りやすい
ダウンタイム 24時間は安静に
・シャワーは翌日から可
・入浴は約5日後から可
・性行為と飲酒は約1週間後から可
価格相場 約20万円~
手術時間 約30分

③脂肪を吸引する手術

詳細 下腹部の脂肪を吸引して脂肪に埋もれている分を体外に露出させる
伸びたわけではない上太れば元に戻る
ダウンタイム 24時間は安静に
・シャワーは翌日から可
・入浴は約5日後から可
・性行為と飲酒は約1週間後から可
価格相場 約10万円~
手術時間 約30分

※いずれもダウンタイム・価格相場・手術時間は目安です。患部の状況や、病院・クリニックによって異なります。

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牽引はリスク大で効果も曖昧|医師への相談が確実

ちんこがもっと長くなれば良いのに。という願いは男なら誰もが抱えるもの。
引っ張れば長くなるのではないかと調べ、伸びた実例を見つけて心躍った方もいることでしょう。

しかしそれは限定的な条件下によるもの。
効果が約束されていない上デメリットも多いため、あまりおすすめできない方法です。
それでもどうしても引っ張って長くしたいという方は、必ず安全面に考慮して行うようにしてください。

また、リスクを負って引っ張らずとも、手術を行えば確実に長くすることができます。
当然牽引器具よりも値は張りますが、自分のちんこの小ささに本気で悩んでいる方は試す価値があるのではないでしょうか。

この記事の参考サイト

ペイロニー病:Wikipedia
Outcomes of RestoreX Penile Traction Therapy in Men With Peyronie’s Disease: Results From Open Label and Follow-up Phases:Science Direct
短縮陰茎の男性の陰茎サイズ増加における陰茎伸展装置の効果:予備結果【JST・京大機械翻訳】:J-GLOBAL
ペニス牽引器具は危険!EDになる可能性がある!【医師監修】:新橋ファーストクリニック