セックスの経験がある方であれば一度は飲酒後に行為に至った経験があることでしょう。
理性を失って気分が盛り上がり、いつもと違う気持ち良さを感じることができます。
しかし一歩間違えると、むしろ性欲を下げたり射精障害に陥ることも。
今回はお酒×セックスのメリット・デメリットと、危険のないお酒の飲み方を詳しく解説します。
お酒×セックスのメリット
まず、お酒を飲んでからセックスするメリットを3つご紹介します。
特に早漏の方は飲むメリットが多いでしょう。
- 緊張が解けて気分が乗る
- ドーパミン分泌で性欲アップ
- 感覚が麻痺して早漏改善
1.緊張が解けて気分が乗る
少量のアルコールにはリラックス効果があります。
それは脳の「理性を司る部分」を麻痺させ、「本能を司る部分」を活発にさせるため。
以下のようなメンタル面のお悩みをお持ちの方(心因性早漏の方)は、お酒を飲むことで解消できる可能性があります。
- 緊張すると早くイってしまい、相手を満足させられない
- 緊張で勃たなくて相手を待たせ、それがさらにプレッシャーに
2.ドーパミン分泌で性欲アップ
アルコールは幸せホルモン「ドーパミン」の分泌を活性化させる働きがあります。
また、少量の飲酒であれば男性ホルモン「テストステロン」も増えます。
ドーパミンやテストステロンが分泌されると性欲が高まり性的快感も得やすいため、お酒を飲んでいない日よりも情熱的なセックスをすることができるでしょう。
以下のような性的興奮の低下にお悩みの方にとってお酒はスパイスのような役割を果たします。
- いつも余計なことを考えてしまい集中できない
- セックスがマンネリ化してきた
3.感覚が麻痺して早漏改善
アルコールは、中枢神経の働きを抑制する効果があります。
中枢神経が麻痺していると性的快感が伝わりにくくなり、早くイってしまうのを防ぎます。
もし以下のように気持ち良すぎて早くイってしまうという方は、お酒で性的快感を遮断させるのがおすすめです。
- ペニスが敏感過ぎて挿入した瞬間イってしまう
- 気持ち良すぎていつも射精まで1分ももたない
お酒×セックスのデメリット
次に、お酒を飲んでからセックスするデメリットを4つご紹介します。
先ほどメリットとして挙げた内容も、度を越えるとデメリットに変貌します。
- テストステロン減少で性欲ダウン
- 射精コントロールできず早漏に
- 中枢神経が麻痺して勃起できない
- 血を溜められず途中で中折れ
1.テストステロン減少で性欲ダウン
先ほど性欲アップの話をしたばかりなので、性欲ダウンという主張は一見矛盾しているように思われます。
しかし実は矛盾していません。
お酒を飲んで「ドーパミン」「テストステロン」が増えるのは事実。
気を付けるべきは、“少量の場合に限る”ということ。
大量にお酒を飲むとむしろ睾丸内のテストステロンは減ってしまうことが分かっています。
性欲が失われるだけでなく精子を作る力も低下するため、妊活中の方は飲まない方が賢明です。
何mlまでなら飲んでも良いのかについてはこの後解説します。
2.射精コントロールできず早漏に
これも先ほどの「緊張が解けて早漏改善」「感覚が麻痺して早漏改善」の主張と一見矛盾していますが、テストステロンの件同様飲みすぎることで早漏悪化の危険性が出てきます。
具体的には、お酒の飲みすぎによって神経回路にバグが起こります。
幸せホルモンも適量であれば緊張の改善に役立ちますが、過剰に分泌されると異常なまでの性的快感を感じ、射精を耐えるための理性もなくなって、射精のタイミングをコントロールできなくなるのです。
3.中枢神経が麻痺して勃起できない
適度な中枢神経の麻痺は早漏改善の効果がありますが、過剰に麻痺すると性的興奮を全く感じなくなってしまいます。
性的興奮を感じられなければ勃起はできません。
4.血を溜められず途中で中折れ
そもそも勃起とは
脳が感知した性的興奮を中枢神経経由でペニスに届ける
→ペニスの平滑筋が緩み血が流れ込む
→ペニス内の海綿体(スポンジ)が血を吸う
→膨張した海綿体が血の出口を塞ぐ
→ペニスの中にパンパンに血が溜まる
というプロセスから起きています。
少量のアルコールによる血管拡張効果で、一旦は血流の量がアップ。
しかし大量のアルコールは逆に血管収縮効果があるため血流の量がダウン。
また平滑筋を緩ませすぎてしまうため、せっかく入り込んだ血も外に流れ出てしまいます。
これにより、勃起できないもしくはできてもすぐに萎えてしまうという状況が生まれます。
ちなみに「血管拡張したら血流は増えるんじゃないの?」と疑問に思った方は、太い川と細い川のどちらの方が流れが強いかをイメージすると分かりやすいかと思います。
気持ち良くセックスするためのお酒の飲み方
気持ち良くセックスするためには、お酒は少量に留めるべきです。
しかしその“少量”とは具体的にどのくらいの量なのでしょうか。
お酒の適切な量と飲み方のポイントについて解説します。
- 大量の飲酒はNG|飲むならビール500mlが限度
- 急いで飲むのはNG|一気に飲むと吸収度が上がる
- 空腹にお酒はNG|食べ物と一緒に飲めば吸収率が下がる
大量の飲酒はNG|飲むならビール500mlが限度
言わずもがな、大量の飲酒は様々な悪い影響をもたらします。
厚生労働省の定めによると、1日に摂取して良い純アルコール量は約20g。
これは、アルコール度数5%のビール500ml分に相当します。
ワインなら何杯?ハイボールなら何杯?
アルコール度数7%は?10%は?
など、お酒の種類ごとの純アルコール量を知りたい場合は、厚生労働省が提供しているアルコールウォッチでチェックしてみてください。
急いで飲むのはNG|一気に飲むと吸収度が上がる
アルコールは、飲んだ瞬間身体に吸収されるわけではありません。
胃にある時はゆっくりと、小腸に到達したら速度を上げて吸収されます。
そのため、一気に飲んでどんどん小腸にお酒を流し込むと吸収量が増えてしまいます。
同じ量でも、少量ずつ飲んで胃の滞在時間を増やすことで吸収量を抑えることができます。
空腹にお酒はNG|食べ物と一緒に飲めば吸収率が下がる
空っぽの状態でお酒を飲むとお酒が直に胃腸に触れるため吸収量が上がってしまいます。
何か食べた後にお酒を飲むことで食べ物が胃腸の表面をガードし、アルコールの吸収を妨げることができます。
チーズやヨーグルトなどの乳製品・脂質を含むナッツ類などは、特に胃腸の保護効果が強い食材です。
アルコールに頼らずとも刺激的なセックスはできる!
アルコールはマンネリ化した日々のセックスに刺激を与えてくれます。
メリットだけ享受する飲み方もありますが、できれば確実にリスクを負わない方法があると良いですね。
あります。
ということでここからは番外編として、お酒以外で刺激的なセックスができるアイディアを4つご紹介します。
- ちょっと変わったコンドームを使ってみる
- 精力剤を飲んでから挑む
- 精力増強メニューを食べる
- ムラムラするツボを押してみる
ちょっと変わったコンドームを使ってみる
早漏防止コンドーム
早漏のせいでいつも満足いくまでセックスできないあなたには、早漏防止コンドームがおすすめ。
分厚さで感覚を鈍らせるタイプと、コンドーム内に麻酔成分が塗られたタイプの2種類があります。
イボイボ付きコンドーム
女性の反応が微妙で悩んでいるあなたには、イボイボ付きのコンドームがおすすめ。
コンドームの外側に付いたイボが、女性にいつもとは違う刺激を与えてくれます。
早漏コンドームにイボが付いたものも売っています。

※画像は公式サイトから引用
JEXから発売されている「コンドーム 激ドット ホットプレイタイプ」は、スパイラル状にイボが付いているため動くたびに刺激が変わります。
先端には温かいゼリー剤が付いており、感度もアップ。
あまりの刺激に「刺激が強すぎる場合がございます。」という注意文が付くほどです。
コンドーム 激ドット ホットプレイタイプのご購入はコチラから
密着度が高いコンドーム
コンドームがパカパカ動いて違和感があるあなたには、密着度の高いコンドームがおすすめ。
自分に合ったサイズを選ぶことはもちろんですが、それ以外の方法で密着度を上げる商品が存在します。

※画像は公式サイトから引用
大手企業のSAGAMIから発売されている「バキューム密着」は、コンドーム内に同社比較で粘度85倍のゼリーが塗られています。
圧倒的粘度のゼリーがペニスとコンドームをぴったりくっつけてくれることで、刺激がダイレクトに伝わり、いつも以上の快感を得ることができるでしょう。
精力剤を飲んでから挑む
あまり気分が乗らない、すぐ疲れてしまうという方は、コンビニやドラッグストアに売っている精力剤を飲むのも手。
清涼飲料水と表示されている製品は即効性が薄いものの、ユンケルなどの医薬品に指定されている物であれば一定の滋養強壮効果が期待できます。
精力増強メニューを食べる
精力増強食材を使った食事を摂るのもおすすめです。
有名なものであれば、疲労回復効果のある亜鉛が含まれた牡蠣やレバー。
他にも、陰茎への血行促進を図るサバやサンマ、ED改善効果のあるカルチニンが含まれた牛肉や鶏むね肉、更年期障害を予防するビタミンEが含まれたうなぎやアボカドなどがあります。
ムラムラするツボを押してみる
手軽さを重視するのであればツボ押しがおすすめ。
副作用のリスクが最も低いのも嬉しいポイントです。
性欲・精力不足にお悩みの方は、腰の中央から指2本分外側にある「腎兪」を。
勃起力を高めたい方は、内くるぶしから指4本分上にある「三陰交」を押してみてください。
お酒×セックスの正解は「ちょっとを」「ゆっくりと」
セックス前のお酒は毒にも薬にもなり得ます。
薬とするためには、量と飲み方に十分気を付けてください。
量は、およそビール缶1本分。
それを少しずつ・食べ物と一緒に飲みましょう。
また、アルコールに頼らずとも刺激的なセックスをする方法はいくらでもあります。
リスクが怖い方は、まずそちらを試してみるのも手です。
適度な飲酒や工夫で良きセックスライフをお送りください。
この記事の参考サイト
アルコールとテストステロン 少量ならむしろプラスに働く?:あすか製薬株式会社
アルコールの吸収と分解:厚生労働省
お酒がもたらす身体的なメリット:Asahi
