射精直後は運動後と同じくらい息が上がっています。
もしかしてダイエット効果があるのではと期待してしまいます…が!残念!
疲れ具合に反して実は全くカロリーを消費できていないのです!
今回は、射精がダイエット効果ゼロである理由を詳しく解説。
悪あがき程度ですが、射精で少しでも消費カロリーを増やすための方法もご紹介します。
射精で痩せると噂されている3つの理由
まずなぜ「射精で痩せる」などという噂が立ったのかについて考えていきます。
考えられる理由は以下の3つです。
- 手や腰の上下運動
- 心拍数上昇で代謝アップ
- 精液分体重が減る
1.手や腰の上下運動
射精するためにはペニスを素早く擦らなければいけません。
自慰で腱鞘炎になる人、性行為で生まれたての小鹿のように足がガクガクになる人もいるでしょう。
こんなに身体を張っているのですから、さぞかしエネルギーを使っているはずです。
2.心拍数上昇で代謝アップ
射精中は普段よりもハァハァ息が上がります。
実際射精前後の約10秒間は特に心拍数が上がっており、これは早歩きなど中等度の運動と同じ程度の消費カロリーに相当するそうです。
確かにこれはダイエット効果がありそうです。
3.精液分体重が減る
先ほどまで自分の身体の一部だった精液が外に出たのですから、その分体重が減っていなければおかしいというもの。
射精1回あたりの精液量は約3g(約3ml)と大変少量ですが、少量でも確かに体重は減っていると言えます。
塵も積もれば山となる、です。
実際の消費カロリーはたったの20kcal
噂の理由を3つ見ましたが、確かにどれもダイエット効果がありそうな内容でしたね。
では実際1回あたりの射精でどのくらいカロリーを消費できているのでしょうか。
正解は「約20kcal」。
食べ物でいうと「ちくわ半分」くらいのカロリーに相当します。
とても少ない数値です。
もちろん射精までの時間が長ければ長いほど消費カロリーも増えます。
また、体重が増えれば増えるほど必要なエネルギー量も多くなり消費カロリーが増えます。
20kcalという数値は「70kgの人が」「5~10分」かけて射精した時の目安。
他の条件下での消費カロリーは以下の公式で計算できます。
消費カロリー
=メッツ×体重(kg)×時間(h)×1.05
メッツとは?
身体活動の強度を表す単位
安静時を1とした場合何倍カロリーを消費するかということを表しています
射精は「約2.8メッツ」
こちらのツールで自動計算もできます
同レベルの運動は「植物への水やり」
射精と同じ2.8メッツの運動をあげるとするならば「植物への水やり」。
息一つ乱れなさそうな穏やかさで、運動と言って良いかも怪しいラインです。
先ほど「射精前後約10秒間の消費カロリーは早歩きと同じくらい」とお伝えしましたが、それはあくまでも“約10秒間”だけの話。
早漏でない限り最低3分は射精までに時間を要するかと思いますので、残りの2分50秒「植物への水やり」と同じくらいのカロリーしか消費できていないのであれば、当然ダイエット効果は低いということになるでしょう。
ちなみに普通のスピードで歩く場合のメッツは3なので、同じ時間散歩した方が効率的です。
消費カロリーを増やしたいならやり方を工夫せよ
射精1本でダイエットを目指すのはさすがに難しそうですね。
しかしちょっとした工夫でダイエット効果を高めることができるかもしれません。
圧倒的に高める可能性は低いので参考程度にしてください。
- 射精までの時間を伸ばして運動量UP
- 暑い部屋で血行促進しながら射精
- オナニーよりセックスの方が運動量UP
- 身体を大きく動かす体位に挑戦
射精までの時間を伸ばして運動量UP
先の話と重複しますが、射精までの時間を伸ばせば伸ばすほど消費カロリーは増えます。
2倍の時間をかければ単純に2倍カロリーを消費できます。
早漏の人は、射精しそうになったら刺激を止めて、射精感が遠のいたらまた刺激する…と繰り返すと、射精までの時間を伸ばすことができます。
また、この方法は「セマンズ法」というれっきとした早漏トレーニングの一つ。
続ければ自然に射精までの時間が伸びていくことでしょう。
暑い部屋で血行促進しながら射精
まず、汗をたっぷりかけば汗の分体重が減ります。
実際はその後十分な水分補給を推奨しているため結局はプラマイゼロなのですがそれは一旦置いておきましょう。
また、身体を温めることで心拍数が上がります。
中等度の運動レベルまで心拍数が上がると脂肪が燃焼されやすくなるため、ダイエット効果が期待できます。
ただ「暑い」と「暖かい」は異なり、「暖かい」の場面では効果が弱い可能性があります。
なぜなら、基礎代謝は体温維持が必要な場面で上がるため。
つまり、心地良いぽかぽかの部屋にいる時よりも、ちょっとだけ肌寒い部屋にいる時の方が、身体は体温を上げようと代謝を上げて頑張るのです。
オナニーよりセックスの方が運動量UP
自慰のメッツは約2.8ですが、性行為はなんと約6メッツ!
これは「子どもと走り回る」「スコップで除雪する」と同じ程度の運動レベルです。
自慰の際に動かすのは手だけですが、性行為の際は腰をはじめとした身体全体を使うので、当然自慰よりも多くカロリーを消費できます。
男性ほどではありませんが女性も約5.6メッツカロリーを消費できるので、ぜひ2人一緒にダイエットに励みましょう。
パートナーがいない方は、やや虚しいですがTENGAの腰振りトレーニンググッズを活用してみてはいかがでしょうか。
身体を大きく動かす体位に挑戦
もしいつも楽な体位しかやっていないのであれば、たまにはややキツめの体位に挑戦してみてはいかがでしょうか。
太もも・お尻・二の腕をはじめとした大きい筋肉に重点的に負荷をかけることで、効率的にダイエット効果を生むことができます。
以下に、身体に負荷のかかる定番の体位から、耳馴染みのない体位まで3つご紹介します。
- 立ちバック
座りながらよりも腰の前後運動が激しくなり下半身全体の負荷が大きくなります - 男性主導の騎乗位
身体を前後に動かすよりも脚とお尻に負荷がかかります - つり橋
正常位をした状態で女性の上半身を持ち上げる四十八手の一つ
腕に大きな負荷がかかります
射精のダイエット効果は非常に微々たるもの
射精直後はとても息が荒くなり、運動と同じくらいカロリーを消費しているように思えます。
しかし実際射精自体の消費カロリーは大変微々たるもの。
これだけでダイエット効果を狙うのは厳しいと言わざるを得ないでしょう。
しかし少しやり方を工夫すれば、これまた微々たるものですが消費カロリーを増やすことが可能です。
運動や食事制限を主軸にした方が良いのは変わりませんが、せっかくですので射精方法の工夫で1kcalでも多く消費カロリーを増やしてみてはいかがでしょうか。
この記事の参考サイト
Sexual Activity and Cardiovascular Disease:American Heart Association
Energy Expenditure during Sexual Activity in Young Healthy Couples:PLOS one
食事・食材のエネルギー量(カロリー)目安量①:ALSステーション
