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性の悩み

男性の性欲ピークは10~30代。40代以降は減退が始まるがセックスへの意欲は高いまま

男性の性欲ピークは10~30代。40代以降は減退が始まるがセックスへの意欲は高いまま

男性の性欲は非常に強く、全世代で女性の性欲を上回っています。
性欲がピークに達する年代は30代ですが、年を重ねても急激に弱まることはありません。

本記事では、男性の性欲のピークや年代別の特徴、年代ごとの変化について詳しく解説します。
男性の性欲について知りたい方、パートナーとの性欲の違いに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

男性の性欲がピークに達する年代は「30代」

下記のグラフは、「セックスをしたいと思うか」という質問に対する回答を世代ごとに集計したものです。
男性のセックスの意向イメージ画像
上記によると、全世代の男女のうち「よく思う」「たまに思う」の割合が最も高かったのは、30代の男性でした。

「まれに思う」も含めると、実に9割近くの男性がセックスをしたいと回答しています。
一般的には若い男性の性欲が強いと思われがちですが、データによると10〜20代の「セックスをしたいと思わない」は36.6%もいました。

この数値は、10代〜60代のうち最多であり、10代〜20代の性欲は他の年代よりも弱いことがわかります。

30代〜60代男性の9割が「セックスをしたい」と答えている

40代以降の男性の結果も併せて見てみると、30代〜60代男性の9割近くが「セックスをしたい」と答えていることがわかります。
女性は年齢を重ねるごとに「セックスをしたい」割合が減少し、60代になると7割近くが「セックスをしたいと思わない」と回答しています。

女性の性欲は年を重ねるごとに減少するのに対し、男性の性欲は年を重ねてもあまり変わらないことがわかります。

20代・30代・40代…年代別に見る性欲の変化と特徴

続いて、各年代別に性欲の変化や特徴を見てみましょう。
性欲の強さや性行為の回数は、年代を経るごとに大きく変化しています。

【10代〜20代】セックス頻度が全世代のうち最多

下記のグラフは、直近1年間におけるセックスの回数について質問し、各年代ごとに集計したものです。
2024年日本人のセックス頻度のアンケート結果イメージ画像
先ほどのグラフでは、10代〜20代は「セックスしたいと思う」と回答した割合が最も少なかった一方、セックスの頻度が最も高かったのも同じく10代〜20代でした。

「ほぼ毎日セックスをしている」と回答した10代〜20代男性は、24.2%にものぼります。
実際にセックスの回数が多いからこそ、セックスをしたい欲求が低かったと伺えるでしょう。

【30代】月2〜3日以上オナニーする割合が8割を超え、全世代のうち最多

下記のグラフは、マスターベーションの頻度について男女に質問し、世代別に回答を集計したものです。
マスターベーションの頻度グラフ画像
30代男性は月2〜3日以上オナニーする割合が8割を超え、男女を含めた全世代のうち最多です。

また、「セックスをしたいと思うか」という質問に対して「よく思う」と回答した割合は38.1%であり、こちらも全世代のうち最多でした。
10代〜20代と比べるとセックスの頻度が低くなり、満たされない性的欲求が増加していることがわかります。

【40代】オナニー、セックスの頻度ともに減少傾向

40代になると、オナニーやセックスの頻度が徐々に減少してきます。
仕事が忙しくなったり、家庭を持つ方が増えたりすることが理由のひとつと考えられるでしょう。

一方で「セックスをしたい」という欲求は30代と比べてもほぼ衰えず、性的欲求はあまり変わらないことがわかりました。

【50代〜】性行為の回数が急激に減少するも、性欲は変わらず

50代以降になるとセックスの回数が月1回未満の方が7割を超え、セックスの回数が急激に減少します。
オナニーの回数も減少しますが、週1日以上オナニーをする50代男性は半数以上と、女性よりも圧倒的に高い結果となりました。

セックスをしたいという欲求も衰えず、性欲はあまり変わらないことが伺えます。

女性は歳を重ねるごとに急激に性欲が減退するのに対し、男性は30代からごく緩やかに低下

セックスやオナニーの頻度から、女性の性欲は40代以降急激に低下することがわかりましたが、男性は20代〜30代をピークに、緩やかに減少していきます。
男性の性欲の低下が緩やかな原因は、主に次のとおりです。

  • 閉経に相当するイベントがないから
  • テストステロンの減少率がゆっくりだから

男性は、生涯を通して性欲に付き合っていく必要があるでしょう。

閉経に相当するイベントがないから

閉経とは、女性の生殖機能が停止する大きなイベントです。
これにより、女性ホルモンが急激に減少し、性欲も大きく減退します。

一方で、男性には閉経に相当するような急激なホルモン変化をもたらすイベントがありません。
男性ホルモンは徐々に減少しますが、生殖能力自体は高齢になっても維持されるため、性欲も急激には衰えないのです。

この生物学的な違いが、男女の性欲の変化の差として表れます。

テストステロンの減少率がゆっくりだから

男性の性欲は、男性ホルモンの分泌量と密接に関わっています。
男性ホルモンの分泌量は、年齢を経るごとに以下のように変化します。

男性ホルモンであるテストステロンは、性欲に最も影響を与えるホルモンです。
女性ホルモンが閉経によって急激に減少するのに対し、男性のテストステロン分泌量は、20代〜30代をピークに、その後は非常に緩やかなペースで減少していきます。

このゆっくりとした減少率が、男性の性欲が急激に衰えず、年を重ねても比較的安定して維持される主な要因となっています。

女性のような大きなホルモン変化がないため、性欲の減退も緩やかになるのです。

「高齢=性欲がない」は大きな誤解!年齢を重ねて性欲が強まることも

男性の場合は高齢になっても性欲が衰えないどころか、人によっては強まることがあります。
年齢を経ても男性の性欲が衰えない、または高まる理由は、主に次のとおりです。

  • 理性のブレーキが効きにくくなるから
  • 健康寿命が伸び、肉体的な活力が維持されるようになったから

それぞれの詳しい理由について、具体的に解説します。

理性のブレーキが効きにくくなる

高齢になると、脳の前頭葉の機能が緩やかに低下することがあります。
前頭葉は、理性や自制心といった「ブレーキ」の役割を担っており、この機能が衰えることで、本能的な欲求を抑える力が弱まる可能性があります。

また、社会的な立場や責任から解放され、若年期に比べて他者の目を気にしなくなることも、性欲を素直に表現しやすくなる一因と考えられます。
その結果、若年期には理性の働きで抑えられていた性的欲求が表面化し、性欲が高まったように感じられることがあるのです。

健康寿命が伸び、肉体的な活力が維持される

近年、医療技術の進歩や健康意識の高まりにより、高齢になっても肉体的な活力が維持される期間、すなわち健康寿命が延びています。

性欲は健康状態と密接に関わっており、身体が健康で活動的であることは、性的な活力の維持にも繋がります
昔と比べて生活習慣病の予防や体力維持への意識が高まり、アクティブなシニア層が増加しています。

これにより、高齢になっても性的な活動への意欲や能力が維持されやすくなっていることも、性欲が衰えにくい、または高まる要因の一つと考えられます。

男性は年齢を重ねても性欲は衰えにくい!急激な性欲の変化は要注意

男性の性欲は30代でピークを迎え、年を重ねても急激には衰えず、緩やかに低下します。
これは、閉経に相当するホルモン変化がなく、テストステロンの減少が緩やかであるためです。

高齢になっても性欲が維持される、または高まるケースもあり、性欲に大きな変化があった場合は健康状態のサインかもしれません。
パートナーとの性欲の違いに悩んだり、自身の性欲変化に不安を感じたりしたら、専門機関への相談や生活習慣の見直しを検討しましょう。

この記事の参考サイト

【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ 2020:ジェクス株式会社
【ジェクス】ジャパン・セックスサーベイ 2024:ジェクス株式会社
ニッポンのセックス:相模ゴム工業株式会社
性欲のピークは何歳?800人の男性・女性に聞いた実態:ユナイテッドクリニック