芸能人への「ゲイなのでは?」という噂をむやみに信じるのは大変危険。
当初ただの疑いであったものが、噂の広がりに応じて段々「ゲイである」に変化してしまっている恐れもあります。
安易に決めつけをしないよう、しっかり自分で情報を見定めるのが重要。
今回は、ゲイの噂が立っている“お笑い芸人”について、噂の真偽を徹底追及します。
ゲイの噂が本当or一部本当の人
ゲイとは「自分は男性、恋愛対象も男性」という人のことを指します。
しかし性別の概念が多様化してきた昨今では、似た言葉が多数存在します。
混同しないように注意しましょう。
| 名称 | 性自認 | 恋愛対象 | ゲイとの違い |
|---|---|---|---|
| ゲイ /ホモ |
身も心も男(一致) | 男 | |
| バイセクシャル | 不問 | 男女 | 男女どちらも恋愛対象 |
| 性同一性障害 | 身は男だが心が女 身も女になりたい(不一致) |
不問 | 性自認に関する分類 |
| オネェ /オカマ |
身は男だが心は女(不一致) | 不問 | 性自認に関する分類 |
| ノンバイナリー /ジェンダークィア |
身体的性にかかわらず男女どちらにも当てはまらない | 不問 | 性自認に関する分類 |
これから、ゲイの噂が「本当」もしくは「一部本当」なお笑い芸人3人をご紹介いたしますが、「一部本当」はこれらを包含しています。
どうぞご了承ください。
また今回は、自ら公表した人、もしくは同性への性行為が認められた人を基準にピックアップしています。
- カズレーザーさん
- 楽しんごさん
- はるな愛さん
カズレーザーさん
カズレーザーさんは、お笑いコンビ「メイプル超合金」のボケ担当。
数多くのクイズ番組でもご活躍されています。
2025年8月10日に、俳優・二階堂ふみさんとの結婚を発表され、大きな話題を呼びました。
祝福の声はもちろん、「カズレーザーってゲイじゃなかったの?」という声もちらほら。
実はカズレーザーさんはバイセクシャルです。
バイセクシャルは、男性も女性も恋愛対象となる人のこと。
特に隠すこともなく、コンビ活動開始初期から堂々と公言されています。
バイセクシャルと気付いたのは20歳の時。
男友達から求められた際、何の抵抗もなく受け入れられたことがきっかけだったそうです。
タイプは男女関係なく美しい人。
性行為時のポジションはネコ(受け)。
季節によって魅力を感じる性別が変わるらしく、夏は露出の多い女性、冬はシルエットが格好良い男性に惹かれるとのことです。
楽しんごさん
楽しんごさんは、「ドドスコ」「ラブ注入」などで有名なお笑い芸人。
2018年4月、渋谷りゅうきさんとのコンビ「おいなり」を結成しました。
中学生の時から男性に好意を抱くようになり、オカマと呼ばれていじめにも遭っていたそう。
その経験は、2011年発行の自叙伝「泥だらけの制服」に綴られています。
お笑い芸人になってからはオカマを前面に出したキャラでブレイクしました。
2023年4月1日に、一般男性との入籍を発表。
しかし現在日本で同性と入籍はできません。
知人の婚姻届をネタにしただけという噂があります。
その後2024年4月2日には、相方の渋谷りゅうきさんとの入籍を発表。
しかしその後YouTubeチャンネルにて、エイプリルフールに投稿予定だったがズレてしまった。しかし結婚したい気持ちはある。と話しました。
はるな愛さん
はるな愛さんは、「言うよね~」などで有名なお笑い芸人。
エアあややなどのモノマネ芸も有名です。
物心ついた頃から女性の自認があり、男性らしく育てられることに違和感があったそう。
そのため、ゲイよりもトランスジェンダー・性同一性障害などという表現の方が適切です。
高校1年生の時にお父様にカミングアウト。
そうして1995年、19歳の時に性転換手術(性別適合手術)を行いましたが、2026年現在も戸籍は男性のままです。
大西賢示がいたから、今のはるな愛がいる。
戸籍を消して、その過去を無くしたくない。
女性の自分も男性の自分も、どちらも大切。
と語られています。
2026年2月10日にはNetflixにて、彼を題材にした映画「This is I」の公開が開始されました。
ゲイの噂を否定or可能性が低い人
ご紹介した3人以外にも、ゲイの噂が囁かれているお笑い芸人は数多くいます。
本人や事務所がはっきりと否定したパターン、逆に今日まで全く触れられていないパターンまで様々です。
ここからは、ゲイの噂を「否定」、もしくは「ゲイの可能性が低い」と思われるお笑い芸人を5組ご紹介します。
- レイザーラモンHGさん
- なかやまきんに君さん
- スギちゃんさん
- 松井ケムリさん
- たくろう
レイザーラモンHGさん
レイザーラモンHGさんは、お笑いコンビ「レイザーラモン」のツッコミ担当。
本名は住谷正樹といいます。
HGは「ハードゲイ」を表しており、露出の多い服装で腰を振りながら登場する姿がお馴染みです。
誕生のきっかけは、珍妙な毛皮やベストを好む住谷正樹さんに対し、ケンドーコバヤシさんがかけた「お前、ハードゲイか!」という一声。
ハードゲイはネタとして作られたキャラクターであり、2006年に女性と結婚もされているため、彼はゲイではありません。
また、時代の変化とともに「ハードゲイ」をネタとして使えなくなってきたため、2021年頃、HGの意味をこっそり「ホットガイ」に変更したそうです。
なかやまきんに君さん
なかやまきんに君さんは、「ヤー!パワー!」などで有名なお笑い芸人。
筋肉を活かし、ボディビルダーや、筋トレ情報発信YouTuberとしても活躍中です。
2019年頃、AbemaTVの「しくじり先生 俺みたいになるな!!」にて、ゲイと間違われた過去について語っています。
2006年のアメリカ留学時、ホームステイ先のおじいさんから「女は好きか?」「男はどうだ?」と聞かれたなかやまきんに君さん。
ノリで「好き好き!」と回答したところ、ゲイと勘違いしたおじいさんはおもむろに自身のお尻をアピールし出してきたとのこと。
そこではっきりと「男性には興味ない」と伝えているため、彼はゲイではありません。
ちなみにそのせいで、滞在中の家賃は3倍に跳ね上がってしまいました。
スギちゃんさん
スギちゃんさんは「ワイルドだろう~?」などで有名なお笑い芸人。
自分で服の袖を引きちぎるなど、取り返しのつかないネタでブレイクしました。
そんなスギちゃんさんは、2005年頃にゲイビデオに出演していたという噂があります。
「カンニングの恋愛中毒」という番組にて、過去興味本位で男性と性行為をしたことがあると発言しているため、出演疑惑が強まりますが、事務所は出演を否定しているとのことです。
また、2015年に一般女性と結婚し、現在は2人の子どもに恵まれているため、ゲイではないと考えられます。
松井ケムリさん
松井ケムリさんは、お笑いコンビ「令和ロマン」のツッコミ担当。
令和ロマンは、2023年・2024年のM-1グランプリで2連覇を果たしています。
一度目のM-1グランプリ優勝後、松井ケムリさんは男性からモテるようになりました。
松井ケムリさんのお姿は、ゲイ界隈から見ると大変魅力的らしく、ゲイが多い新宿2丁目にて「100年に1人の逸材」「橋本環奈級の存在」と呼ばれているそうです。
元々はシェフの鳥羽周作さんがそのポジションにいましたが、松井ケムリさんは彼に似ているため、これほどモテモテになっています。
しかし松井ケムリさんは、2025年6月16日に一般女性との結婚&第一子誕生を報告しているため、ゲイではありません。
たくろう
たくろうは、木村バンドさん・赤木裕さんの2人で結成されたお笑いコンビ名。
2025年のM-1グランプリで優勝し、今注目を集めています。
そんなたくろうのお二人を、BL目線で見るファンが一定数います。
特にボケ担当の木村バンドさんは、「相方の好きなところは?」という質問に「顔」と即答。
「明石家さんまさんに会ったら何したい?」という質問には「キス」と答えており、相方の赤木裕さんの頭を悩ませています。
本人たちにもその噂は届いているようで、インタビュー動画で赤木裕さんは「またBLにされる…」と怯えていました。
しかし赤木裕さんは2025年時点で一般女性と結婚しており、BLのような掛け合いはネタであることが伺えます。
ゲイの噂の真偽が不明な人
最後は、ゲイの噂について公言しておらず、真偽が「不明」なお笑い芸人を2人ご紹介します。
性に関する問題はとてもセンシティブ。
例えどれだけ怪しくても、証拠がない状態で軽率にゲイと判断することは控えましょう。
- クロちゃんさん
- 菅良太郎さん
クロちゃんさん
クロちゃんさんは、お笑いトリオ「安田大サーカス」のボケ担当。
「〇〇しん」という語尾が特徴です。
今でこそ女性好きキャラで有名な彼ですが、昔は全く女性に興味がなく、高校生くらいの時に一度本気で男性を好きになったことがあると言います。
当時は「恋愛としての好き」と「友達としての好き」の違いが分からなかったが、大人になった今振り返るとあれは「恋愛としての好き」だったとのことです。
強面に似合わないソプラノボイス、話し方や仕草などがゲイ疑惑を呼んでいますが、本人は何度もSNSにてゲイではないと公言しています。
しかし男性を好きになった経験から、バイセクシャルの可能性は否めません。
菅良太郎さん
菅良太郎さんは、お笑いトリオ「パンサー」のボケ担当。
髭とロングヘアが特徴です。
2016年10月9日放送の「ウチくる!?」にて、新宿2丁目のオネェ系バーにはまっていることを明かしました。
その時点ではまだゲイには目覚めきっていないと言いつつ、初体験の男性についての話し合いは済ませていると語っています。
しかし2022年7月28日よりBezzyにて連載が始まった「パンサー・菅の若者に教えたい遊び」では、「どこからか話がねじ曲がり、同性愛者の男性芸能人まとめという動画をYouTubeに載せられている」と話しています。
また、ゲイバーには店員さんが面白いから通っているとも発言。
そのため、2016年の発言はネタであった可能性が出てきています。
ゲイを芸にうまく活用している人も多い
ゲイであることは、決して恥ずかしいことではありません。
しかしまだ、堂々と公言できない雰囲気であることは確か。
お笑い芸人の中にもゲイの人はいますが、彼らはそれをアイデンティティとして活用しています。
ゲイかどうかに関係なく面白い人、ゲイというキャラクターが面白い人、様々です。
ゲイであることを弄ってネタにするのは良くないことかもしれません。
しかし、ゲイのお笑い芸人が世間に認められることで、今後ゲイへの偏見が無くなる可能性もあります。
将来的に、お笑い芸人以外も、ゲイであることをなんでもないように堂々と公言できる世界になれば理想的です。
