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M字ハゲが治らないのは、治療法を間違えているから。あなたに合う治療をご紹介

M字ハゲが治らないのは、治療法を間違えているから。あなたに合う治療をご紹介

あなたのハゲが改善しないのは自分に合わない治療を続けていることが原因。
そもそも、AGA治療は改善までに時間がかかるものです。

今回は、AGA治療を行っても薄毛が改善しない理由、投薬治療をしていても効果が出ない場合の対処方法、薄毛を改善に導く生活習慣のポイントについてご紹介します。

AGA治療をしてもハゲが改善しない2つの理由

正しくAGA治療を続けたのに、一定の期間が経っても効果が見られないこともあります。

治療をしても薄毛が改善しない場合、以下の2つの理由が考えられます。

  • 薄毛の原因を取り除けていない/治療方法が誤っている
  • AGA以外の薄毛の可能性がある

ハゲの原因を取り除けていない、治療法が間違っている説

まず考えられる理由は、自分に合った治療方法でなかったため、薄毛の原因を取り除けていないから。

薄毛の原因は人それぞれなので、自分に合った治療方法を行うことが大切です。

多くのAGAクリニックでは、初回のカウンセリング時に頭皮の状態や遺伝子の検査、生活習慣に関する問診を行い、AGAの原因を探ります。

とはいえ100%正しい原因を突き止められるわけではないので、誤った方向にアプローチしてしまうことも。

本来の原因ではない部分にアプローチを続けても、薄毛は一向に改善しません。
そのため、治療方針の見直しが必要な可能性があります。

AGA以外の薄毛の可能性がある

続いて考えられる理由は、AGA以外のところに薄毛の可能性が隠れているから。
「薄毛=AGA」と思ってしまいがちですが、実はそれ以外にも薄毛になる可能性は十分に考えられます。

例として挙げられるのは、生活習慣や牽引性脱毛症など。

栄養バランスが悪く不規則な食事や睡眠不足が続くと、身体に負荷がかかった結果薄毛を引き起こしてしまうことがあります。

また、髪の毛をきつく結ぶなどして毛根に負担がかかる髪型をしている場合、牽引性脱毛症の可能性が考えられます。

AGA治療の効果がなかなか出ない場合は、一度ご自身の生活習慣や髪の毛に負担をかけていないかどうかを振り返ってみましょう。

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【お薬別】AGA治療薬を飲んでもハゲたままの人の対策法

AGAの治療薬にはさまざまな種類があり、それぞれ効果が違います。
そのため、ひとくちに投薬治療といっても向き不向きはさまざま。

ここでは、AGA治療薬の種類ごとに、なかなか効果が出ない場合の対策方法をご紹介しましょう。

ミノキシジルしか使用していない人は、髪は伸びるが抜け毛を防げていない

まずは、多くのAGAクリニックで処方されるミノキシジル
こちらは外用薬で、髪の毛の成長や発毛を促進する効果がある医薬品です。

ミノキシジルを使用することで増毛や髪の毛の長さが伸びることが考えられますが、ミノキシジルのみでは脱毛を防ぐことができません。

そのため、発毛よりも脱毛のスピードが早いと、全体としては髪の毛がだんだん減ってしまうため、結果的に薄毛が進行してしまいます。

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フィナステリドしか飲んでいない人は、抜け毛は防げているが髪の成長速度が遅い

フィナステリドは、ミノキシジルと同じくAGAクリニックでよく処方される医薬品。
フィナステリドはミノキシジルと違い、脱毛を防ぐ効果のある有効成分が確認されています。

しかし、いくら脱毛を防いだとしても新しく生えてくる髪の毛がなければ薄毛の改善に繋がりません。

フィナステリドのみを服用している方は、抜け毛は減るけれど発毛はしないので、結果的に増毛していない…という可能性が考えられます。

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ミノキシジルとフィナステリドを併用してもハゲている人は、デュタステリドを使ってみる

それでは、発毛を促進するミノキシジルと抜け毛を予防するフィナステリドを併用すれば症状は必ず改善されるのでしょうか?

実は、この2つを併用しても改善されない体質の人もいます。
そのような場合は、デュタステリドという内服薬を服用してみましょう。

デュタステリドはAGAの症状が悪化することを防ぎつつ、薄毛の症状を改善するといった2つの働きを持っています。

現在使用しているお薬で改善が見られない場合は、主治医と相談のもと他のお薬に変えてみることもひとつの手ですね。

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生活習慣が原因でハゲている人は、生活を整える事が最優先。ポイントは5つ

続いて、AGAではなく生活習慣が原因ではげている方の対処方法です。

生活習慣の乱れが原因の場合、第一に優先するべきは生活を整えること。
以下の5つのポイントを押さえましょう。

  • バランスの良い食生活を送る
  • 運動不足を解消する
  • 睡眠時間を増やす
  • 自分に合ったシャンプーを使う
  • 禁煙、禁酒をする

バランスの良い食生活を送る

1つめのポイントは、バランスの良い食生活を送ること。脂質や糖質の多い食事ばかりをしていたり、食事の時間が不規則だったりしていませんか?

現代人に不足しがちな栄養素は、野菜や果物に含まれるビタミンや肉・魚・卵などに含まれるたんぱく質、海藻類に多く含まれるミネラルなど。

これらの栄養素も含めてバランスの良い食事を心がけましょう。
食事は基本的に1日3食、ある程度決まった時間に行うことがベストです。

時間のない朝でも朝食をしっかり食べ、1日のエネルギーにしましょう。

運動不足を解消する

「デスクワークばかりで、なかなか運動する時間が取れない」という現代人はかなり多いです。

仕事で運動ができないのなら、仕事以外で体を動かすしかありません。

1日10分だけでもランニングをする、1駅分歩いて帰る、食後に筋トレを行うなど、運動習慣をつける方法はさまざまです。

自分に続けられるようなものを選び、まずは2週間ほど続けてみてください。
きついトレーニングを設定しても、続かなければ何の意味もありません。

無理せず続けられる運動」をモットーに、自分に合ったものを設定してください。

睡眠時間を増やす

日々の睡眠時間は足りていますか?
理想の睡眠時間は、1日7~8時間ほどと言われています。

残念ながら、現代人には睡眠時間が足りていない方がほとんどです。

理由はさまざまですが、残業で帰りが遅い、スマートフォンを見ていたら夜更かしをしてしまう…などが多いでしょう。

朝早めに行って仕事をする、10時以降はスマートフォンを見ないなど自分なりに工夫をして、睡眠時間を増やす生活習慣をつけてください。

特に22時~2時の時間帯は睡眠のゴールデンタイムと呼ばれ、成長ホルモンが多く分泌される時間帯。

髪の毛の成長にも大きく関係しますので、ゴールデンタイムにはしっかりと睡眠を取ることがおすすめ。

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自分に合ったシャンプーを使う

自分に合っていないシャンプーを使うと、頭皮が荒れてしまったり乾燥してしまったりして、薄毛に悪影響を及ぼします。

そのため、自分の体質に合うシャンプーを見つけましょう。
特に敏感肌の方やアレルギー体質の方は慎重に選ぶことをおすすめします。

「敏感肌向け」「弱酸性」といった記載のあるシャンプーは、肌荒れを起こしにくいのでおすすめ(全ての方にアレルギーが起きないわけではありません)。

禁煙、禁酒をする

たばこに含まれるニコチンや一酸化炭素には、血管を収縮させる作用があります。
血管が収縮すると全身の血の巡りが悪くなり、身体の細部に栄養が届きづらくなります。

そのため、髪の毛にも十分な栄養が行き渡らず、薄毛につながることも。

また、体内でアルコールを分解するためにアミノ酸が使われます。

アミノ酸は髪の毛にとって非常に重要な栄養素であり、アミノ酸が不足すると髪の毛に栄養が行き渡りづらくなります。

このように、たばこやアルコールによって髪の毛が栄養不足になるため、薄毛を進行させる原因に。

禁酒・禁煙をすることで、薄毛が改善する可能性は十分考えられます。

牽引性脱毛症の人は頭皮の負担が少ない髪型を選ぶ

牽引性脱毛症は、髪の毛が引っ張られるなどして毛根に負担がかかり、髪の毛が抜けてしまう症状のこと。

牽引性脱毛症の可能性がある人は、今すぐ髪の毛に対して負担が少ない髪型に変えましょう。

毎日のオールバックは絶対やめるべき

毎日オールバックで髪の毛をセットしている方、危険です。
オールバックは整髪料をつけて髪の毛を後ろになでつけてセットをしますよね。

その摩擦が毛根に負担をかけ、抜け毛に繋がっている可能性があります。
どうしてもオールバックにしたい方は、休日のみにするなど工夫してください。

日々のセットは、なるべく髪の毛に負担がかからない方法を考えましょう。

たまには分け目を変えて、頭皮の負担を減らす

毎日同じところで髪の毛を分けると、常に髪の毛が同じ方向に引っ張られます。
そのため、分け目部分だけが薄くなってハゲてしまうことも。

頻繁に変えなくても良いですが、たまには分け目を変えて特定の部分だけに負担がかからないようにしましょう。

薄毛治療の基本は短期間では完結しない。ハゲの原因を探りながら改善を続けよう

今回の記事では、AGA治療をしても症状が改善しない理由や対処方法、薄毛を改善する生活習慣のポイントについてご紹介しました。

正しく治療を続けていても改善しない場合、自分に合わない方法で治療を続けている可能性があります。

また、AGA治療は短期間で効果が出るものではないので、まだ目に見える形で改善が分からないのかもしれません。

薄毛はAGA以外にも原因が考えられるので、治療の効果が見られない場合は一度主治医と相談しながら治療方針を見直してみましょう。