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【うつ病のダイエット】成功者の体験談から共通点を総まとめ!

【うつ病のダイエット】成功者の体験談から共通点を総まとめ!

うつ病による肥満は、ダイエットの中でも、解決するのが非常に難しい問題と言われています。

なぜなら、うつ病の暴飲暴食は「精神的な苦しみから逃れる手段」であり、心が元気にならないと、食欲を止めることができないからです。

そこで今回は、うつ病の人でも挑戦しやすい「ゆるダイエット」のやり方や注意点について詳しくご紹介したいと思います。

うつ病を悪化させない要所を抑えたダイエット法で、時間をかけてゆっくりキレイを目指しましょう。

うつ病になるとなぜ太るのか?

うつ病になると太りやすくなってしまうのには、ちゃんとした理由があります。

そのため、うつ病の人が肥満を理解するためには、「心の問題」に目を向けなければいけません。

まずは、うつ病と肥満の関係性についてみていきましょう。

気を紛らわすために暴飲暴食を繰り返す!

うつ病になると太りやすい人の特徴は、精神的な苦痛から逃れるために暴飲暴食していることです。

「食べている時だけは苦しみを忘れられる…」

そんな精神的な不安から、食べ続けてしまうのです。

つまり、うつ病の暴飲暴食は、お腹が「空腹」かどうかは関係なく、気を紛らわすことが目的なのです。

季節によって太りやすくなるうつ病も!

うつ病は「季節」によって太りやすくなることがあります。

季節によって太りやすくなる例としては「冬季うつ病」が有名。

冬季うつ病は、抑うつ状態だけではなく、食欲が増進しやすく、「過食」になりやすいのが特徴です。

糖尿病とうつ病が合併している?

糖尿病の人はうつ病との合併症を引き起こしやすいと言われていますが、その原因はまだ完全に解明されていません。

ただし、糖尿病とうつ病が合併した場合、症状が悪化することが指摘されているため、非常に深刻な問題となっています。

なぜなら、糖尿病とうつ病が合併すると、うつ病の人は物事への取り組み意欲が低下しているため、「指定された時間に薬を飲まない」「予約時間に通院しない」など、うつ病の治療に必要な行動をしなくなるからです。

その結果、糖尿病の症状がひどくなり、治療がますます困難になるという悪循環にはまってしまう可能性が出てきます。

抗うつ剤が代謝を下げている?

うつ病の症状を緩和させるために使用する「抗うつ剤」は、一般的に太りやすいと言われています。

抗うつ剤を打つと太るのは、基礎代謝を下げる効果があるからではありません。

抗うつ剤によって、「リラックス作用」が働き食欲が増すからです。

抗うつ剤を打ち続ける限り、食欲も沸きやすくなるため、食べ過ぎて肥満に悩んでしまう場合は、主治医に相談しておきましょう。

【うつ病のダイエット】あなたに合った対策が必要!

うつ病の人がダイエットをする際には、「ストレスを抑えること」や「気晴らしを挟むこと」が大切です。

具体的には、どんな方法があるのか、自分に合った対策を探してみましょう。

うつ病になった原因をそのままにしない!

うつ病になった原因は、「親の介護」「職場の人間関係」「恋人」「いじめ」など、人それぞれ異なります。

今、あなたがうつ病の原因となった環境にいるのであれば、まずは環境を変えてみましょう。

仕事や学校を休んで、問題の解決を先延ばしにしても、根本的な問題は解決しないからです。

思い切って環境を変え、あなたの気持ちが楽になれる場所を探しましょう。

気持ちが楽になれることで、食べてストレスを解消するという悪循環から抜け出すことが出来る可能性があります。

低カロリーレシピで食事を楽しもう!

食べることが好きな人にとって、ダイエットで「食べるな」と言われることは、想像以上に大きなストレスになります。

そんな時は、低カロリーの料理や食品も上手に生かしてみましょう。

同じ量でも、低カロリーの食品だったら、大幅にカロリーを抑えることができます。

また、食べ物を良く噛んで食べることで、満腹神経が働きやすくなり、少ない量でも満足できるようになるので重要です。

料理が面倒な人は、手作りにこだわる必要はありません。

市販の惣菜を利用して、低カロリーな食事を楽しみましょう。

旅行や映画など気晴らしの時間も取り入れる!

うつ病のダイエット中は、「旅行」や「映画」なども積極的に取り入れましょう。

旅先で美しい自然や美術などに触れることで、食事以外にも夢中になれるものがあると、食べ物のことを考えないで済むので、良い気分転換になります。

特に、映画は一人でも行動しやすく、人間関係が苦手で、あまり行動範囲が広くない人にも挑戦しやすいのでおすすめです。

運動の頻度や筋肉量も増やそう!

うつ病の人の中には、人と会うことに抵抗を感じ、外に出かけなくなってしまう人も少なくありません。

しかし、ずっと家の中にいるだけでは、運動不足になり、筋力も落ちてしまいます。

ダイエットをする時には、食事制限をするだけではなく、運動をすることも重要です。

ヨガやプランクなど、自宅でも簡単にできるエクササイズを取り入れ、気分が良い時にトレーニングをしてみましょう。

短時間でも、毎日コツコツ続ける事で、筋肉量を増やし、太りにくい体質に改善することができます。

うつ病中は間違ったダイエットに注意!

うつ病の人は、ダイエット方法によって、症状が悪化することがあります。

では、うつ病の人にとって危険なのはどんなダイエットなのか、事前に確認しておきましょう。

糖質制限はうつ病を悪化させる原因にも!

糖質制限を行い「低血糖」の状態になると、熟睡が出来ずに不眠がひどくなるケースがあります。

うつ病の人は、もともと不安な気持ちから不眠になりやすいため、糖質制限をすると、不眠に拍車がかかり、ますますうつ病の症状が悪化する可能性があるので注意をしないといけません。

過食が抗うつ剤のせいとは限らない!

抗うつ剤には、食欲を増進させたいタイプがありますが、逆に「食欲を抑えるタイプ」もあります。

そのため、現在使用している抗うつ剤だと、なかなか痩せられないと思う場合は、太りにくい抗うつ剤に変えてもらえないか、主治医に相談をすることをおすすめします。

辛いときは無理をしない!うつ病を優先的に治そう!

うつ病の治療とダイエットを同時進行にしている場合、なかなか両立するのが難しい時もあります。

そんな時は、ダイエットよりも「うつ病」の治療を優先しましょう。

ダイエットは放っておいても、すぐさま死につながる可能性は低いですが、うつ病は「自殺」につながる怖い病。

放っておくと、命が危険に晒されます。

まずは、うつ病の症状をしっかり落ち着かせることが重要。

ダイエットはうつ病の症状が良くなった時を狙って取り組みましょう。