生理中、立ち仕事をしている時や電車、バスなどで生理痛に襲われることがあります。
本記事では、これら立っている際に生理痛による激痛がやってきた際の対処法をまとました。
重い生理痛で立ち仕事や電車やバスなどの移動が辛い
「本当は家で休んでいたいけれど・・・」
生理になった時、本来であれば自宅で安静にしておきたいものです。
しかし、それを理由に仕事を休めなかったり電車やバスで移動したり、立ちっぱなしで作業をしなければならないシチュエーションも訪れるでしょう。
わたしは中学生の頃にバスの座席に座っていて、駅に着いたあとにスーツのおじさんから「お年寄りには席を譲りなさい」ってボソっと言われたことあるんだけど、今だったら「生理痛でおなかめっちゃ痛くてもですか!?!?」って絶叫してただろうなと思う そのとき生理痛でおなかめっちゃ痛かったので
— 🌱🦖ミユオ🧀🍯🍷 (@miyuo214) March 29, 2023
しごおわー、身体痛す…🦭
生理痛もなかなか痛くて立ち仕事キツかった🦭ようがんばった— なぁちゃん (@naa_BUMP) December 29, 2021
生理痛で立ち仕事ってクッソキツイww
お腹腰痛すぎてやべーよー😭— s.♥ (@airu_112) April 3, 2018
いま電車の中だけど生理痛がきつすぎてやばい…しかも立ちっぱなし…
普段あんまり痛みない人だからこんなに痛いっけみたいなんになってます…助けて…— ばななちょこ (@bananachoco2828) June 22, 2023
上記のように、移動中・立ち仕事中の生理痛に悩まれている方は非常に多いです。
立っているのも辛い生理痛を何とか乗り切る方法
こちらでは、立っているのも辛い生理痛を何とか乗り切る方法をご紹介します。
- 優先席シートに座るか、近くの人に相談する
- 即効性のある鎮痛剤を携帯しておく
- 生理痛が和らぐツボを押す
- 大人しく帰宅して休むのも大切
それぞれ解説します。
優先席シートに座るか、近くの人に相談する
生理痛が辛い時は、周りに遠慮することなく優先席シートに座りましょう。
電車やバスの優先席は下記のような人に優先されます。
- 高齢者
- 身体が不自由な人
- 怪我をしている人
- 妊婦
- 体調が悪い人
生理痛は「体調が悪い人」に該当するので、遠慮なく座りましょう。
それでも不安な方は、近くの人に相談するといった手段もひとつです。
立っていられないほど辛いということであれば勇気を出して近くに座っている方に相談してください。
即効性のある鎮痛剤を携帯しておく
生理痛が酷くなりそうといった方、また毎回必ず辛い生理痛に悩まされるといった方は即効性のある鎮痛剤を携帯しておく必要があるでしょう。
一般的に即効性がある鎮痛剤は下記の2つとされています。
- ロキソニン
- ボルタレン
ロキソニンはドラッグストアなどでも市販されている鎮痛剤です。
即効性があるため、移動中の強い生理痛等に有効です。
ボルタレンは病院で処方される効果が強い鎮痛剤です。
市販されていない為、入手が難しいですが鎮痛剤の中でも鎮痛作用が強いと評判なので、かかりつけ医で処方して貰うと良いでしょう。
生理痛が和らぐツボを押す
今すぐに辛い生理痛に対応したいといった場合、生理痛が和らぐツボを押すといった方法もあるでしょう。
ツボを押すことで血流が改善したり膀胱系のトラブル、腹痛、腰痛を緩和することが期待できます。
生理痛が和らぐツボを一部、下記にまとめました。
- 気海
- 腎兪
- 中極
- 帰来
- 照海
- 合谷
具体的なツボの押し方などについては、こちらの記事で詳しく解説されています。
大人しく帰宅して休むのも大切
立っていられない程の生理痛がある日は、大人しく帰宅するのも選択肢の1つです。
生理休暇を利用するなどして、家で大人しく休み、自分の身体を労りましょう。
強い生理痛は月経困難症の可能性もあるので婦人科を受診しよう
生理痛が我慢できないほど辛い、吐き気が出てきたり意識が遠のくほど辛いといった場合は、「月経困難症」を疑う必要があります。
婦人科での検査によって、適切な処置を行ってもらえますので、1度受診してみましょう。
- 漢方やピルの処方で生理痛が落ち着く可能性がある
- 月経困難症は保険が適応されるので経済負担も少な目
漢方やピルの処方で生理痛が落ち着く可能性がある
婦人科での検査によって月経困難症などが疑われた場合には、低用量ピルが処方されることがあります。
ピルの服用により、ホルモンバランスが整うと、生理痛が落ち着くことが殆どなので、立ってられない程の激痛から脱却できるかもしれません。
また、人によっては漢方薬が処方されることもあります。
月経困難症は保険が適用されるので経済負担も少な目
月経困難症の治療は健康保険が適用されるため、経済的負担は少なめです。
検査費、初診費を含めても月3,000~4,000円で済むことが殆どのようなので、市販の生理痛を飲み続けるよりも安く済みます。
ご予算の不安がある方は、1度医師に相談してみましょう。
生理痛が辛い時は適切な処置が必要。時間を作って婦人科へ行こう
電車やバスなどの移動中、我慢できないほど生理痛が辛い時は今回ご紹介した方法を実践してみて下さい。
今日を乗り越えたからといって安心せず、重い生理痛を根本から改善するために、近日中に婦人科を受診するようにしましょう。