「でぶ」というのは女性であれば絶対に言われたくない言葉ですよね。特に彼氏や旦那さんからそんなことを言われたら、一層傷つきます…。
悪気なく言っていたのだとしても、言われた側はとても傷つきますし、ずっと引きずってしまいますよね…。
彼氏に「でぶ」と言われたとき、「太っている自分が悪いんじゃないか」「痩せないといけない」と自分を責めてしまう女性は多いのではないでしょうか。
しかし、男性の心無い一言で傷ついたり、自分を変えたりする必要はありません。
今回の記事では、彼女に「でぶ」と言ってしまう男性の心理や、彼氏に「でぶ」と言われたときの対処法を解説していきます!
彼氏からの言葉で傷ついている人はぜひ読んでください。
彼氏に「でぶ」と言われてもあなたは悪くない
まず、彼氏に「でぶ」と言われても、言われた側であるあなたは一つも悪くありません。
人が傷つくような言葉を、まして大切にすべき彼女にそのような言葉を吐く方が100%悪いからです。
誰かを貶める発言をする人は、精神的に幼い傾向があります。自分に自信がなく、人を下げることで自己を保っているところがあるのです。
そのため、彼女に向かって「でぶ」と言うような男性は、まだ人として未成熟な部分があるのかもしれません。それはあなたの問題ではなく、彼個人の問題です。
最低限の気遣いや思いやりを持っていれば、彼女に「でぶ」なんてこと普通は言わないですよね。なので、自分のことを責める必要は全くないです。
こういう人は、もし痩せたとしても何かしらの欠点を無理やり見つけ出して別の方向からまた貶める発言をしてくる可能性が高いので、少し注意が必要です。
痩せていて欲しいというのは彼氏のわがまま
「でぶ」という言葉に続けて彼氏から「痩せてほしい」と言われることもあるのではないかと思います。
付き合っていれば恋人から「嫌な部分を直してほしい」と言われることは珍しいことではないかもしれませんが、外見に関することを言うのはかなり失礼ですよね。
恋人同士なら、彼氏はそのままの外見のあなたを好きになって付き合うことを決めたはず。
それを後から変えて欲しいというのは完全に彼氏のわがままです。なので、言うことを聞いて無理にダイエットを始める必要はありません。
そもそも、彼氏はなぜ彼女が傷つくと分かっていながら「でぶ」という言葉を言ってしまうのでしょうか。
考えられる理由としては「彼女の気を引きたいから」というのがあります。
よく、好きな女の子にほど意地悪をしてしまう男性心理を聞くことはありませんか?それと同じで、あなたを怒らせたり悲しませたりすることで、自分が優位に立ちたいという気持ちがあるのです。
理由の2つ目としては「単純に痩せてほしいから」というものです。彼女に綺麗になってほしい、自分好みの体形になってほしいというわがままが先行してしまい、それが「でぶ」という言葉になって出てきてしまったというパターンです。
女性にとって外見のことはとてもデリケートな問題なので、もっと慎重に言葉を選んでほしいものですね…。
そして理由の3つ目としては「ただの八つ当たり」。彼氏がイライラしているときや、喧嘩をしたときなどに「でぶ」と言われた場合は、このパターンかもしれません。
もちろんどれだけイライラしていたとしても、彼女に酷い言葉を吐くことは絶対にあってはならないことです。しかし、感情的になって思わず口をついて出てしまった言葉なら、彼氏は反省している可能性があります。傷ついたことを率直に伝えれば、素直に謝ってくるかもしれません。
彼氏が彼女に「でぶ」という心理は色々ありますが、この手の罵詈雑言は言ってしまった側が絶対に悪いです。それは変わりません。
自分の中に「痩せたい」という気持ちがあるのならダイエットを始めるのも良いですが、そうでないなら彼氏のために無理をして自分を変えることはありませんよ。
シチュエーション別、彼氏に「でぶ」と言われた時の対処法
では、彼氏に「でぶ」と言われるシチュエーションにはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、シチュエーション別に彼に「でぶ」と言われたときの対処法を解説していきます。
ダイエットしている時に「でぶ」と言われた
「痩せたい」「綺麗になりたい」という気持ちでダイエットに励んでいる女性は多いです。
運動をしたり食事制限をしたり、毎日の努力が必要になってくるので、ダイエットは本当に大変なものです。
にも関わらず、ダイエット中の彼女に「でぶ」と言ってくる彼氏…。無神経極まりないし、腹が立ちますよね。
「でぶ」という言葉以外にも、「本当にダイエットしてるの?」「全然変わってないじゃん」「もっと頑張りなよ」などなど…、こちらのやる気を削ぐような発言をされることも…。
「黙ってろ」と言いたくなりますが、下手に言い返すと更に嫌味を言われる可能性があります。
対処法としては、「無視して黙々とダイエットに励む」「あえて大人の対応をする」などがあります。
まず「でぶ」という言葉にはあまり反応を示さない方がいいです。あなたの反応を見て気を引こうとしている場合、怒ったり悲しんだりする素振りを見せると、何回でも言ってくるかもしれないからです。
無視しても言ってくるようであれば、にっこり笑いながら「そうだね。ごめんね。今ダイエット頑張ってるから、もう少し待っててね」とあえて大人の対応を見せるのも手です。
嫌味はさらっと受け流されたり、肯定されたりするのが一番効果的だったりします。
ダイエットを頑張っているのであれば、彼氏に何を言われても気にせずそのままダイエットを続けましょう。
そして綺麗になって、嫌味を言ってきた彼氏を見返してあげてください。
生理前に「でぶ」と言われた
次に、生理前に「でぶ」と言われたというパターン。
生理前は体が栄養分を必要とするため、いつもと同じ量で食べていても体重が増えやすくなります。また、人によっては普段よりも食欲が旺盛になることもあります。
なので、生理前に体重が増えるのは女性にとってはごく当たり前のことです。太るのとは違いますが、乳房が張ることもありますし、見た目に多少の変化が現れるのも珍しいことではありません。
そういった女性の事情をよく知らず、無神経に「でぶ」と言ってくる彼氏。ただ、男性が女性の生理の事情について知識がないのはよくあることです。だからといって無神経な発言をして良いわけではありませんが…。
生理前に太っていることを指摘された場合、とりあえず生理前は体重が増えやすい時期だということを丁寧に説明してみましょう。説明すれば、理解してきちんと謝ってくる男性もいます。
説明をしても理解せず、生理前になるたびに「でぶ」と言ってくる場合には、少し強引な手段ですが「毎月同じことを言うなら別れる」とやんわり脅してみる方法もあります。
ただしこの手の脅しは喧嘩に発展することもあるので慎重に使いましょう。
特に太っていないのに冗談で「でぶ」と言われた
最後は、太ってもいないのに冗談で「でぶ」と言ってくる彼氏です。
自分自身痩せており体形にコンプレックスがなかったとしても、「でぶ」と言われるといい気分はしませんよね。腹立たしく感じるのは当然です。
この場合、あなたが「でぶ」と言われたことに対して怒ったとしても「太ってないんだからいいじゃん」「冗談じゃん」と真剣に取り合ってもらえないことが多いです。
こういう人は「人をいじることを面白い」と勘違いしている可能性が高いです。
なので、太ってもいないのに「でぶ」と言われたときは、いったん落ち着いて、人の容姿をいじることは全く面白くもないし、不愉快なだけであることを真顔で説明してあげましょう。多少きつい言葉を使ってみるのもアリです。
太っていないのに「でぶ」と言ってくる男性心理は、ただあなたにかまって欲しいだけだったり、心のどこかで寂しさを感じていて素直にそれが言い出せないだけだったりします。
こういう子供っぽい男性には、容姿いじりが逆効果であることをしっかり分からせなければいけません。
男性は女性よりも精神的に幼いもの。彼氏との関係を長続きさせるためにも、きちんと学習させてあげてください。
無神経な人とは別れるのも選択肢の1つ。でぶと言われたくないのなら痩せるのもアリ
どんな理由があったとしても、彼女に向かって「でぶ」というのは絶対にあってはならないことです。
一度や二度ならまだしも、何を言っても改善せず何度も同じことを言ってくるようなら別れるのも選択肢の一つです。
「でぶ」と言ってきた彼氏を見返したいのであれば、ダイエットをして痩せるのもおすすめです。
綺麗になってから振ってあげるのも良いかもしれませんね。彼氏はあなたに心無い言葉を吐いたことをきっと後悔するでしょう。
しかし、彼氏から「でぶ」と言われたとしても、無理に痩せる必要はありません。ダイエットはあくまでも自分の意思で始めるようにしてくださいね。