女性のライフスタイル

生理の血は寝てる時には出ません。自律神経が乱れると寝てる時にも出血します

生理の血は寝てる時には出ません。自律神経が乱れると寝てる時にも出血します

「生理中、寝ている間に血が出てしまうのか不安。」

本記事では、寝ている時に血が出ない理由と出てしまう場合の対処法について解説しています。

寝ている時は、生理出血が無いものです

寝ている時は、生理出血が無いことを解説するイラスト

通常、生理中でも寝ている時に経血が出るといったことはありません。
その理由は、自律神経に関連します。

自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の2種類が存在します。
基本的にストレスを受けたり集中して緊張したり、鼓動が早くなっている時などは「交感神経」が優位となり、筋肉が弛緩したり落ち着いている時などのリラックス状態の時は、「副交感神経」が優位の状態です。

生理中に経血が出るのは、交感神経が優位となり子宮が収縮している時。
寝ている時は副交感神経が優位であることから生理が止まっている状態なので、経血が出ることは考えにくい状態となります。

「夜用」と謳われる生理用品が数多く市販されていることから、夜も経血が出るのが当たり前といったイメージを持たれている方も多いですが、本来は夜は経血が出ない状態が正常です。

寝ている時に出血がある人は自律神経が乱れている

寝ている時に出血がある人は自律神経が乱れていることを解説するイラスト

夜寝ている時に経血が出る方は、「自律神経の乱れ」が発生している可能性があります。
自律神経の乱れによる就寝中の経血について、下記の内容にまとめました。

  • ストレスや生活習慣で交感神経が優位のまま寝ていると出血がある
  • 不妊や更年期障害にも繋がるので改善が必要

ストレスや生活習慣で交感神経が優位のまま寝ていると出血がある

生理中の睡眠時に経血が出ている人は、交感神経が優位なままで睡眠に入っている可能性があります。
交感神経が優位である理由としては、興奮状態やストレス状態が継続していると考えられるでしょう。

仕事や学業、プライベートなどで強いストレスを抱えている方は、布団に入っても悩みばかりを思い出しなかなか寝付けないといった状態になっているはずです。

また、生活習慣においても昼夜逆転で生活している、暴飲暴食している、夜寝る寸前までスマートフォンなどの光を浴びたり刺激的な情報を得ていれば、交感神経が優位なままになります。

寝ている時に経血が多く出ているような方は、交感神経が優位となり自律神経に乱れが生じているかもしれません。

不妊や更年期障害にも繋がるので改善が必要

完全に解明されているわけではないものの、自律神経の乱れによって不妊や更年期障害に繋がってしまう可能性があります。
上記でお伝えしているように、夜経血が出る理由は交感神経が優位となっている状態であり、自律神経の乱れが生じている可能性が少なくありません。

自律神経の乱れはホルモンバランスの乱れにも繋がるため、場合によっては「高プロラクチン血症」を引き起こす可能性が示唆されています。
高プロラクチン血症は排卵障害や黄体機能不全による月経不順を起こす可能性があるため、「不妊」の原因のひとつと考えられています。

夜経血が出ることを当たり前だと思って放置しておくと、不妊に繋がる可能性があるので注意すべきでしょう。
また、自律神経の乱れは更年期障害にも繋がると考えられています。

更年期障害が引き起こされる要因はさまざまですが、主に女性ホルモンの分泌異常が関連しているのではないかと考えられているようです。
自律神経の乱れは女性ホルモンの乱れにも繋がるため、その状態が継続されていれば更年期障害を引き起こす可能性は十分にあり得るでしょう。

自律神経バランスを整えるために今日からできる事3選

就寝中の出血を改善するためのポイント3つ

夜の経血を改善するためには、自律神経バランスを整えることが重要になります。
自律神経バランスを整えるために、今日からすぐに取り入れられることを3選下記の内容にまとめました。

  • 出来る限り決まったスケジュールで毎日を過ごす
  • ストレスを解消する時間を増やす
  • ヨガやストレッチで血行を良くする

出来る限り決まったスケジュールで毎日を過ごす

自律神経のバランスを整えるためには、できる限り決まったスケジュールで毎日を過ごすことを心がけましょう。
生活の乱れは自律神経のバランスを崩しますし、本来は副交感神経が優位な時に交感神経が優位になるシチュエーションが多ければ、その分自律神経が乱れやすくなります。

例えば、食事は3食できるだけ決まった時間に取ること、朝軽く30分ウォーキングすること、1日に2時間は自分だけの時間を作るといったルーティンをつくるだけでも違ってくるでしょう。
仕事においても、日中以外はタッチしないようにするなど、1日のタイムテーブルを自分なり作成した上で行動してください。

ストレスを解消する時間を増やす

自己処理できないほどの強すぎるストレスを日々受けている、1日中強いストレス状態に晒されていると、副交感神経が優位になる時間が殆どなく、自律神経が乱れてしまい健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

自分の好きなこと興味があるものをチェックしたり、好きな本を読んだり、動物と触れ合うなどストレス解消に繋がるような行動を毎日続けていくだけでも効果が期待できるでしょう。
自分にとってストレス解消になることを書き出すなどして、少しずつでもその時間を増やせるようにスケジューリングしていくことも大切です。

ヨガやストレッチで血行を良くする

ヨガやストレッチを生活に取り入れることも、自律神経バランス調整に効果的です。

ヨガやストレッチに必要な「腹式呼吸」には副交感神経を優位にする効果があります。
特に夜寝る前に「腹式呼吸」を取り入れるだけでも副交感神経が優位となり、交感神経優位な状態を避けることができるためオススメです。

また、ヨガやストレッチは血行を良くする効果があるため、血の巡りが良くなり副交感神経が優位になりやすくなります。

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就寝中の出血は自律神経の異常なので、早急に対策しよう

就寝中に経血が出てしまう状況は、自律神経のバランスが乱れている可能性が少なくありません。
交感神経が優位になり続けていることで、出血してしまうからです。

ストレスから逃げられない難しい時代ですが、だからといって放置するのは危険です。
もし寝ている最中に経血が出てしまった場合、まず自律神経の乱れを考えてみましょう。

自律神経バランスを整える行動は今日からすぐに取り入れられます。
就寝中の経血に不安を感じてる方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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