まつ毛がごっそり抜けるのは、大体5つの原因に当てはまります。
普段の何気ない行動が、あなたのまつ毛を奪っている事も珍しくありませんので、こちらの記事を参考に注意してみましょう。
まつ毛がごっそり抜ける5つの原因
目元は大変デリケートなので、ちょっとした刺激でまつ毛が抜けてしまうことも珍しくありません。
具体的には下記5つのような原因が、まつ毛抜け毛に繋がります。
- ビューラーでまつ毛が傷み抜けた
- 多すぎる、過度なエクステ
- 目元を強く擦るクレンジング
- 極端に偏った食事や生活習慣
- 強いストレス
ビューラーでまつ毛が傷み抜けた
ビューラーはまつ毛を上向きにするために必須のメイク道具ですが、ビューラーを使うことによってまつ毛が抜けてしまうことがあります。
まつ毛をギュッと挟み込んで、カーブをつける際の刺激が根本の負担に繋がります。
特にマスカラをつけた後は、まつ毛がビューラーにくっつくため、さらにまつ毛が抜けやすくなるため、注意が必要です。
多すぎる、過度なエクステ
本数が多すぎる、過度なエクステはまつ毛の根本に大きな負担を与えます。
本数が増える分だけ、まつ毛の重量が重くなるので、当たり前ですね。
まつ毛は多ければ多いほど、可愛くなるものではないのでご自身の顔に適した本数を考えてエクステを付けましょう。
極端に偏った食事や生活習慣3つ
下記3つのような乱れた生活習慣は、まつ毛の根本に大きな影響を与えます。
当てはまるものが無いか、1度確認してみましょう。
- 偏食や食事制限
- 運動不足
- 睡眠不足
偏食や食事制限
野菜しか食べない、お肉しか食べないといった偏食や、ダイエットで極端な食事制限をしている人は、まつ毛の成長に必要な栄養素が不足している可能性があります。
まつ毛の成長には、下記4つの栄養素が必要になります。
- タンパク質
- 亜鉛
- ビタミンB2
- ビタミンB6
これらの栄養素が不足していないか、ご自身の食生活を1度確認してみましょう。
運動不足
慢性的な運動不足は、血行不良の原因になります。
まつ毛の成長に必要な栄養素は、血液によって運ばれる為、血行不良が続くと成長に必要な栄養素が届きづらくなってしまいます。
睡眠不足
まつ毛は睡眠中に成長するため、普段から睡眠時間が足りていない方はまつ毛の成長に必要な時間が少なくなっています。
1日あたり最低でも6時間、理想は8時間ほど眠れるように生活習慣を改善してみませんか?
強いストレス
強いストレスを受けると、自律神経の働きが乱れ、身体の血行が悪くなってしまいます。
一時的なストレスであれば問題ないことが殆どですが、人間関係などの長期的なストレスが続くと、まつ毛に悪い影響が出てしまうかもしれません。
同じ部分が何度も抜ける3つの原因
同じ部分のまつ毛が何度も抜ける原因は、下記3つの理由が挙げられます。
- ビューラーのゴムの劣化
- まつ毛を引っ張る癖がある
- 花粉症等のアレルギーで目を擦っている
ビューラーのゴムの劣化
ビューラーゴムが劣化し切れ目ができていると、使うたびにまつ毛の根本にダメージが加わります。
ビューラーはメイクの度に使うものなので、毎日繰り返しまつ毛の同じ部分に刺激が加わることで、同じ部分が抜ける原因へと繋がります。
まつ毛を引っ張る癖がある
無意識のうちに、まつ毛を引っ張る癖がある方は同じ部分のまつ毛が抜ける原因へと繋がります。
常習化してしまったまつ毛抜きの習慣は「抜毛症」と呼ばれ、悪化するとまつ毛そのものが生えてこなくなることも珍しくありません。
「癖だから」と思わず、触らないようにすることから改善を始めましょう。
花粉症等のアレルギーで目を擦っている
花粉症を持っている方や、ハウスダストアレルギーを持っている方は、アレルゲンが目に入ることによって痒みを覚え、目を擦ることが多いと思います。
目薬などを使って目を擦らない努力をしている人は問題ないのですが、痒みに耐え切れず目をごしごしと擦り続けてしまうと、まつ毛の根本に大きなダメージが加わってしまいます。
1日や2日程度でまつ毛が抜ける事はありませんが、長期間目を擦ってしまうとまつ毛が抜ける原因へ繋がりますので、要注意です。
抜けた後にまつ毛が生えない2つの原因
悲しいことですが、まつ毛が抜けた後、生えてこないこともあります。
考えられる原因は下記の2つです。
- 生えないのは毛根の細胞に問題がある
- 発毛組織が傷つき消失した可能性がある
生えないのは毛根の細胞に問題がある
加齢により発毛組織に問題がある場合には、まつ毛が生えてこなくなる可能性があります。
また人間は老化すると毛が次第に細くなります。
加齢とともに発毛する力が衰えて、最終的には生えなくなることもあるでしょう。
発毛組織が傷つき消失した可能性がある
皮膚の中には発毛組織と呼ばれる「毛を作る組織」が埋まっています。
家庭用の脱毛器の使用などで、発毛組織が傷ついてしまうと、毛が作られなくなってしまう為、まつ毛が生えてこなくなります。
まつ毛を生やす5つの方法
まつ毛がごっそりと抜けてしまっても、下記5つの方法を試せばまつ毛は今まで通り生えてきます。
- ストレスを解消してリラックス
- 3つのポイントを押さえて、生活習慣を改善する
- 優しくクレンジングする
- ビューラーのゴムは定期的に変える
- まつ毛育毛剤を使う
ストレスを解消してリラックス
先述の通り、強いストレスによって引き起こされる血行不良はまつ毛の成長に悪影響を及ぼします。
趣味を楽しむ時間を増やす、美味しい物を食べる、睡眠時間を増やす等、ご自身がリラックスできる時間を増やして、ストレスを減らしてみましょう。
劇的にまつ毛が伸びる対策ではありませんが、今よりは確実にあなたのまつ毛が成長しやすい環境になるかと思います。
3つのポイントを押さえて、生活習慣を改善する
まつ毛を健康に成長させるには、誤った生活習慣は改善しなければなりません。
下記3つのポイントを押さえて、良い生活習慣を手に入れましょう。
- 最低でもまつ毛の成長に必要な栄養素を摂る
- 1日最低でも6時間の睡眠を確保する
- 運動不足を解消して、血の巡りを良くする
最低でもまつ毛の成長に必要な栄養素を摂る
まつ毛の成長に必要な栄養素は下記の4つ。
もしこれらの栄養素が不足していると感じたら、今日から積極的に摂取するようにしてください。
【タンパク質】
1日の目安量:体重と同じg数
- 鳥ささみ
- 大豆
- 白身魚
【亜鉛】
1日の目安量: 8~10g
- 牡蠣
- 豚レバー
- 卵
- カシューナッツ
【ビタミンB2】
1日の目安量: 1.2~1.5mg
- 牛乳
- アーモンド
- 魚肉ソーセージ
- 納豆
【ビタミンB6】
1日の目安量: 1.1~1.4mg
- 牛レバー
- かつお
- 鳥ささみ
- まぐろ(赤身)
1日最低でも6時間の睡眠を確保する
健康なまつ毛を伸ばしたいのであれば、1日の睡眠時間を最低でも6時間確保して下さい。
勿論、“最低でも”という話なので8時間でもOKです。
必要な睡眠時間には個人差がありますので、ご自身が満足できる睡眠時間を探して下さい。
たっぷりと眠ることが出来れば、自然と体調は落ち着きますし、まつ毛も十分に成長できるようになります。
運動不足を解消して、血の巡りを良くする
普段全く運動をしない、ストレッチもまったくやらない。
常日頃から体を動かしておかないと、全身の筋肉が弱り血行が悪くなってしまいます。
目元に届く栄養素の量も減ってしまうので、運動不足の人は下記のどれか1つでも良いので今日から実践して下さい。
- 開脚ストレッチ
- スクワット(1日20回でOK)
- 15分のウォーキング
優しくクレンジングする
メイクを落とす時に、「綺麗に落としたい」「しっかり落としたい」と思っても、無理に強く落とすのは厳禁。
目の周りの皮膚は弱く、デリケートなため、優しくマッサージをするようにクレンジングをしましょう。
優しくマッサージをするだけで、アイメイクが落ちるクレンジングを使う事で、目元への刺激を減らせます。
ビューラーのゴムは定期的に変える
ビューラーのゴム部分は2ヵ月に1度交換しましょう。
遅くても3ヵ月に1度は交換しないと、劣化した硬いゴムがあなたのまつ毛を引き抜いてしまうかもしれません。
メイクに欠かせないメイク道具は、デリケートな目元を含む顔に使うため、定期的にチェックすることをおすすめします。
まつ毛育毛剤を使う
まつ毛を育てるにはまつ毛育毛剤を使うのがおすすめです。
1日1回、まつ毛の根本に塗るだけでまつ毛がどんどん伸びます。
ドラッグストアで販売されているような“まつ毛美容液”と間違いないようにご注意を。
まつ毛美容液にはまつ毛を成長させる効果はありません。
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まつ毛が抜けたらケアして生やそう
今後のケア方法次第で、まつ毛の生え方が変わります。
抜け毛予防は今からでも遅くないので、自身の生活を見直してみましょう。